スマートホーム化のための、各家電のハブおよびセンサーの親機となる端末をリニューアルしました。
室内環境の測定や記録のほか、赤外線や無線通信による家電の操作が可能です。
今までのPIoTではセンサ類を市販のモジュールキットで組み込んでいましたが、本バージョンでは基板上に直接実装しています。
また、新たにコイン電池で数年間動作するMONO Wirelessの温湿度センサーからの情報収集機能を実装することによりファンレスを実現しています。
筐体塗装はアルコール除菌可能な樹脂染色
無線の感度をあげるため、外付けのダイポールアンテナを採用
Raspberry Pi本体のUARTポートが足りなかったため、RaspberryPi上のmicro USBポートからシリアル変換IC「FT232RL」を介して基板上の無線モジュールと接続
実装センサや、無線センサの測定値は外部のMySQL等のデータベースにも送信されます
システム監視ツール「ZABBIX」と連携することで、ブラウザでの測定値確認やトリガー条件で
PIoTに接続された家電を操作することができます
ハードウェアデザイン
システムデザイン
スペック
- CPU:Broadcom BCM2835、single core ARM1176JZF-S(ARMv6)SoC
- CPUクロック:1GHz
- メインメモリ:512MB
- 通信:
- 無線LAN:IEEE802.11b、IEEE802.11g、IEEE802.11n
- Bluetooth 4.1、Bluetooth Low Energy(BLE)
- IEEE802.15.4
- インタフェース
- 9pin MiniDIN
- VCC3.3V, 5V
- I2C
- SPI
- 赤外線信号送信機
- 6pin UARTポート
- TWELITE用 7pin UARTポート
- 9pin MiniDIN
- 電源:5V
- 搭載センサ
- 温度
- 湿度
- 気圧
- 赤外線
- 振動
- 照度
- 輝度
- 本体サイズ(アンテナ除く):W80 x D82 x H56 mm
- 本体サイズ(アンテナ含む):W113 x D82 x H91 mm