平成27年度決算特別委員会(一般)平成28年10月・11月 - 11月02日−03号










△再開 午後3時32分
◆床田正勝委員 自民党の床田でございます。
 まず、質疑に当たりまして、三笠宮崇仁親王殿下、10月27日に御薨去されました。皆様方と一緒に哀悼の意を表したいと存じます。
 資料配付をお願いいたします。
◆床田正勝委員 資料が幾つかありますんでまとめて配らせていただいております。
 まず、お配りさせていただいております資料1、これは市会のホームページから抜粋したんですけども、議案第176号、平成26年度大阪市一般会計補正予算(第9回)及び議案第177号、平成27年度大阪市一般会計補正予算(第1回)に対する附帯決議です。この附帯決議に沿って質疑を行わせていただきます。
 まず、その1と2とありますけども、その1、特別区設置協定書の広報事業におけるパンフレット等や、住民説明会の補足資料の作成に当たっては、公平・中立な内容とすること。また、その内容については、事前に市会各会派に提示し、意見を踏まえ修正すること、とあります。
 まず、その中で、1のこのパンフレットの作成過程、その中でまず日程感について伺います。
 お配りしております資料2をごらんいただきながら、ちょっと事実確認をして進めさせていただきたいと思います。
 まず、附帯決議を受けて、未定稿のパンフレットをいつどのような形で市会各会派に提示して、回答期限を何日間と伝えられましたか。
◎西岡副首都推進局総務担当課長 お答えいたします。
 3月19日の午後に大都市局から各派幹事長に対してパンフレットの案をお示しし、修正意見等があれば、3月20日までに回答いただくようお願いをいたしました。
◆床田正勝委員 では、各会派の回答をいつどのように聞きましたか。
◎西岡副首都推進局総務担当課長 3月20日の夕刻以降、各会派から修正意見をいただいております。
◆床田正勝委員 今の御答弁によると議会との調整を1日しか行っていないということが判明をいたしました。
 次に、各会派からの要望についての、指摘についての修正ですね、これ未定稿のパンフレットについて、自民を除く他会派からそれぞれ何項目の意見が出されて、どれぐらい修正されましたか。同じ項目は1カウントで結構です。
◎西岡副首都推進局総務担当課長 各会派より86項目の指摘をいただき、そのうち20項目について御要望どおり修正をさせていただいております。
◆床田正勝委員 御要望どおりいうか、20個しかしていただけてない。それはよろしいですわ。
 次に、資料3をごらんください。
 これは我が会派、自由民主党から出させていただいたものです。まず、左側からページ数、そして箇所ですね。どういったところか。内容を文書挿入であったり、削除だったり、その結果どうだったか。この書面について間違いはございませんでしょうか。
◎西岡副首都推進局総務担当課長 委員御指摘のとおりでございます。
◆床田正勝委員 それでは、全会派の指摘の中で、政治的な指摘は存在しましたか。
◎西岡副首都推進局総務担当課長 特別区設置協定書の内容を中立・公正に説明するという趣旨に基づき対応いただいたものであり、政治的主張はなかったものと認識しております。
◆床田正勝委員 それでは、この修正のための指摘なんですが、議会側から意見を伝える機会は何度ありましたか。
◎西岡副首都推進局総務担当課長 機会は一度となっておりました。
◆床田正勝委員 一度ですね。
 各会派の指摘は、附帯決議に沿った公正・中立なものであり、政治的な内容の指摘はなかったということです。
 修正箇所については、重複する部分があるんですけども、自民を除く各会派の指摘におかれては86分の20、自民においては41分の13しか対応していただけなかったということ、また、一度の修正で最終稿となったこと、これが確認をとれました。
 次に、パンフレットの内容について確認をします。もういろいろあるんです。この特別区設置協定書の説明パンフレットですね。このパンフレットもういろいろあるんですけども、もう1点だけにします、数が多過ぎるんで。
 協定書の説明パンフレットで、各特別区の長期財政推計、これは5つの特別区の平成45年度までの財政についての記載です。これの最後、30ページの最後に、この推計は税収の伸び率など一定の前提条件をおいた上で行った粗い試算であり、相当の幅を持って見る必要があるとあるんですが、これどういう意味ですか。粗い試算、相当の幅、これどういうことですか。
◎西岡副首都推進局総務担当課長 長期にわたっての推計を行うに当たっては、税収の伸び率など確実に見込むことが難しいものについては、一定の前提条件を置いて行う必要があり、相当の幅を持って見る必要があるとしたものでございます。
 相当の幅については、各特別区の長期財政推計、粗い試算の基礎となった大阪市の今後の財政収支概算(粗い試算)においても、この試算には多くの不確定要素があり、相当の幅を持って見る必要があるとされており、同様に不確定要素があるものでございます。具体的な幅をお示しすることは難しいですが、経済状況の変化などの度合いによって、一定の影響を受けるものと考えております。
◆床田正勝委員 難しいですね。私はわかりませんでした。もうよろしいですわ。
 次に、このパンフレットのこの1ページと2ページです。この前市長の主張について伺いたいんですけども、当初提示された未定稿の案ですね、未定稿のやつに冒頭の前市長の主張は示されてませんでした、議会サイドに。間違いないですか。
◎西岡副首都推進局総務担当課長 3月19日にお示しした案には含まれておりません。
◆床田正勝委員 先ほどお配りさせていただいた日程を改めてちょっと確認をしますと、この1ページ目、2ページ目の前市長の主張なんですけども、3月19日の各派に提示した際には示されずに、23日には入ってるんですよ。これ不自然と思いませんか。急に入れた経過と目的をお答えください。
◎西岡副首都推進局総務担当課長 特別区設置を提案するに至った経過等を説明する必要があるという前市長の指示で挿入されたものでございます。
◆床田正勝委員 それでは、わかりやすく説明するとした大都市法の趣旨の中で、前市長の主張、1ページ目、2ページ目ですね。この主張の内容は100%公正・中立でしたか、局長お答えください。
◎手向副首都推進局長 御指摘いただきましたパンフレットの部分につきましては、前市長が協定書をなぜ提案し、市民の皆さんの判断を求めるに至ったのか、その背景にあるものは何かということにつきまして、知事・市長の経験を通じた前市長の考え方の説明を行うとしたものでありますが、その作成に当たっては、法令に抵触しないということはもとより、市長として公正・中立な立場で市民の皆さんにとってわかりやすい説明を行うという認識のもと、自身の責任において作成されたものと考えております。
◆床田正勝委員 市長の責任において説明入れられたということですね。
 今の御答弁で、事前に議会各派に提示されていない前市長の主張が前市長の指示でパンフレットの1ページ目、2ページ目に一方的に挿入されたという事実が明らかになりました。
 次、附帯決議の中にも書いてありますけども、補足資料について伺います。
 住民説明会で、前市長が説明の際に使用したスライドの内容、これは議会に事前に示されましたか。
◎西岡副首都推進局総務担当課長 事前にお示しはしておりません。
◆床田正勝委員 ということは、議会の意見を一度も聞いていないということと同義です。
 次に、スライドについて、期間中、内容を修正、もしくは追加したことはありますか。
◎西岡副首都推進局総務担当課長 市長スライドのうち、4.市民1人当たりの借金額A、24.大阪市と広島県・京都府の人口等の状況A、この2枚を追加しております。
◆床田正勝委員 資料配付させていただいてあります4が途中で追加されたものです。これの捉え方は個々にお任せしましょう。また後で話をします。
 このスライドをいつ追加しましたか、また、なぜ追加したんですか、この経過と目的、さらにこの追加するスライドを事前に議会に示されましたか。
◎西岡副首都推進局総務担当課長 住民説明会を開始した後、当初作成したスライドを視覚的にわかりやすく説明するため、市長の指示で追加したものでございます。
 また、議会には事前にお示しはしておりません。
◆床田正勝委員 この補足資料についても、事前に議会に提示されていない資料が住民説明会で活用をされました。さらに、追加スライドの存在、もちろんそれも議会に示されていないことが判明をいたしました。
 附帯決議1について、ここまで質疑の中で、議会との調整を1日しか行っていない。各会派の政治的な内容ではない附帯決議に沿った公正・中立な指摘であるにもかかわらず、その内容をほとんど修正に応じていない。一度の修正で最終稿になった。事前に議会各会派に提示されない前市長の主張が、前市長の指示で挿入された。補足資料についても、事前に議会に提示されない資料が住民説明会で活用された。一連のこれらのことが判明をいたしました。
 この一連の質疑を聞いて、附帯決議1が確実に履行されたと思いますか、局長。
◎手向副首都推進局長 当時の状況といたしまして、議会の議決から住民説明会までの時間が限られており、パンフレット作成に当たって十分な調整の時間を確保することが難しい状況の中、当時としてはできるだけの対応をしたものというふうに考えておりますが、委員御指摘の結果から、御指摘の点については真摯に受けとめさせていただくものというふうに思っております。
◆床田正勝委員 じゃ、次、行きます。
 附帯決議の2、市長が住民説明会において発言される際には、あくまで「協定書の内容について分かりやすい説明」に徹し、市長としての立場を踏まえ公正・中立に行うことについて、何問か伺います。
 まず、資料5をごらんください。
 この資料5は、この4会派からの申し入れがありましたんですけども、この申し入れがあったことの事実確認といつどのような形で申し入れがあったのかをお答えください。
◎西岡副首都推進局総務担当課長 平成27年4月17日付で、公明党、自由民主党、OSAKAみらい、日本共産党の4会派の幹事長から市長に対して申し入れがございました。
◆床田正勝委員 資料5の表面の下線は、これは私が引いたんですけども、附帯決議が付されているにもかかわらず、現状は著しく公正性・中立性を逸脱するものである。議会の議決を踏みにじると4会派から断定をされています。申し入れを受けて何か対応されましたか。
◎西岡副首都推進局総務担当課長 パンフレットや市長の説明スライドを修正したり、住民説明会における市長の説明を変更したという事実はございません。
◆床田正勝委員 市会4会派からの申し入れには何も対応されていないということがここで判明をいたしました。
 次に、住民説明会での発言について伺います。
 協定書の内容についてわかりやすい説明に徹するため、さらに市長としての立場を踏まえ、公正・中立に行うため、スライド説明をするとき用の読み原稿、これを行政として用意されてましたか。
◎西岡副首都推進局総務担当課長 市長の説明につきましては、事務局として事前に読み原稿は用意しておりません。
◆床田正勝委員 それでは、説明内容を事前にチェックするための努力を何か行われましたか。
◎西岡副首都推進局総務担当課長 リーガルチェックの結果について、前市長に報告しておりますが、説明内容の事前確認はしておりません。
◆床田正勝委員 リーガルチェックかけたんは、パンフレットでしょう。パンフレットの話を今していないんですわ。
 平成27年3月16日の財政総務委員会の議事録をちょっと見たんですけども、そのときに、当時の大都市局の山口局長が、住民説明会の発言について、前市長自身の責任において説明されると考えているという答弁がありました。ほとんど今と同じ答弁ですよね。ということは、もうこの間の住民説明会の説明内容については、前市長に任せると、公正性を確保するための行政としての努力を怠っていたと言わざるを得ません。
 そして、次に、住民説明会で使用したスライドについて伺います。
 住民説明会で使用したスライドなんですけども、協定書の内容を説明するものでしたか。局長、お願いします。
◎手向副首都推進局長 前市長が説明会で使用されたスライドでございますが、市民の皆さんに協定書の内容の理解を深めていただくため、特別区設置の提案に至った経緯や背景などを説明するスライドを作成されたものというふうに考えております。
◆床田正勝委員 聞き方変えます。
 使用したスライドは協定書の内容を図示したり、直接的に説明するスライドでしたか、局長。
◎手向副首都推進局長 協定書の内容そのものを図示、あるいは説明するための資料ではございませんでしたが、協定書の内容を理解を深めていただくために必要と市長が判断されて用いた資料というふうに考えております。
◆床田正勝委員 さらに聞き方を変えます。
 先ほど答弁で特別区設置の提案に至った経過や背景などを説明するためという答弁がありましたけども、住民説明会はそのために行ったんですか。局長、お願いします。
◎手向副首都推進局長 大都市地域における特別区設置法では、関係市町村の長は協定書の内容についてわかりやすい説明をしなければならないというふうに定められております。その説明義務を果たす上で、市長が必要と判断されて説明されたものというふうに考えております。
◆床田正勝委員 そんなことは聞いていないんです。特別区設置の提案に至った経過や背景などを説明するための住民説明会やったんかと聞いてるんです、もう一度。
◎手向副首都推進局長 ちょっと繰り返しで申しわけございませんが、協定書の内容を説明するためには、そういった内容についても含めて説明する必要があると、市長が判断の上、対応されたものというふうに考えております。
◆床田正勝委員 市長が判断したということでよろしいですね。
◎手向副首都推進局長 説明会で用いたスライドにつきましては、市長の判断のもとで作成されたものでございます。
◆床田正勝委員 じゃ、前市長の判断で一連の作業が行われたという認識をしていきます。
 このスライドなんですが、私も全部プリントアウトさせてもらって見ているんですけども、これはあくまでも私個人の主観です。私、個人の感想ですけども、大阪維新の会のホームページの内容に似ていると私は感じました。感じただけです、それが事実とは言いません。また、皆さんお時間あったら見てください。市のホームページと維新のホームページを、どこか似てるなと。
 それで、今回のこの今のやりとりで使用したスライドが協定書の内容を直接的に図示していないという局長の答弁が今、その背景についてもというあれはありましたけども、直接的な内容を説明するものではないというあれがありましたんで、その部分については確認をさせていただきます。
 あと、住民説明会での発言の事実確認を行いたいんですけども、これから申し上げるような発言があったかちょっと確認をさせてください。
 平成27年4月15日、住吉区民センター、住民説明会ですね。前市長の発言です。大阪都構想をやるということになれば、僕は11月にもう一回、市長選挙をやらなければいけませんけども、それはきっちりと立候補して、最後、特別区をつくるところ、そこまでしっかりやりますという発言があったことは事実ですか。
◎西岡副首都推進局総務担当課長 事実でございます。
◆床田正勝委員 局長、これ政治的発言じゃないですかね。どうでしょう。
◎手向副首都推進局長 お示しの前市長の発言ですが、質疑応答の中で、住民投票後、特別区への移行まできちんと責任を持って対応する意思はあるのかという指摘に対して、提案した市長としての責任を果たしていきたいという思いを回答されたものと考えております。
◆床田正勝委員 説明を果たしていきたいという思いを回答したということなんですけども、住民説明会でそういうことを語る場なんですか。局長。
◎手向副首都推進局長 発言された場面ですが、あくまでも住民からの質問、質疑応答という形で、質問された中で、責任を持って対応していく意思があるのかということについての回答ということでございますので、やりとりとしてはおかしくないというふうに思っております。
◆床田正勝委員 そうおっしゃるでしょうね。
 じゃあ、あくまでも一般論として結構です。一般論として結構ですんで、ちょっと一問伺いたいんですけども、公職にある者が、次も立候補するとの意思を示した場合、その発言は政治的な発言と言えるんではないでしょうか。行政委員会事務局長の見解を求めます。
◎小川行政委員会事務局長 お答えいたします。
 一般論としては、公職にある者が立候補の意思を表明された場合、政治的な意味合いを含む可能性を否定することは難しいかと考えられます。ただし、個別具体的事案については、状況等を勘案した上で、市選挙管理委員会にも御相談をする必要があると考えている次第でございます。
◆床田正勝委員 今の行政委員会の見解を受けて、局長もう一度、答弁お願いします。
◎手向副首都推進局長 一般論として、政治的な意味合いを含む可能性を否定することは難しいという行政委員会事務局長の答弁ございましたが、委員御指摘の先ほどの橋下前市長の発言につきましては、先ほど答弁させていただいたとおり、説明会の中での質疑応答の中で、住民投票後、特別区への移行まで、協定書を提案した市長としての責任を果たしていきたいという思いを述べられたものというように考えております。
◆床田正勝委員 もうこうなったら見解の相違ですわ。
 事実関係の中で、もう一回選挙をやらなければなりません、これはきっちりと立候補して最後、特別区をつくるというふうにおっしゃってるんですから、私個人としては、もちろん行政委員会にこれ以上は伺うあれはないんですけども、現職であるということ、そして、立候補の意思を表明したと私は思っています。だから、これは政治的な発言ではないんじゃないかなと私は考えております。
 ここまでで、まず、市会4会派からの申し入れに対応されていない。市長の発言について、公正性を確保するための行政の努力を怠っていた。住民説明会で使用されたスライドが協定書の内容を直接的に図示していない。また、立候補表明まで行った。この事実が判明をいたしました。一連の質疑を聞いて、附帯決議2が確実に履行されたと思いますか、局長。
◎手向副首都推進局長 住民説明会における前市長の説明ですが、委員御指摘のとおり、平成27年4月17日付で各会派からの申し入れを受けるなど、御批判があったところでございます。
 そういう中ではございますが、前市長は法令に抵触しないことはもとより、附帯決議を受け、市長として公正・中立な立場で市民の皆さんにとってわかりやすい説明を行うという認識のもと、自身の責任において、説明されたものと考えております。
◆床田正勝委員 至るところで、前市長の責任というところですね。それがちりばめられてますけども、橋下前市長も気の毒やなと思います。ここまで言われはってほんま気の毒やなと思います。もうやめられたらこういう答弁なんですね、全部。大都市局、私は今、副首都局さんですけども、気持ちでは大都市局さん、お答えいただいたお二方は当時大都市局にいらっしゃったお二方なんで、当時の中身を知ってくださってる方の事実確認をできたと思ってますんで、まず、一連のことについては、大体前市長の責任というところで結ばれてたんで、大都市局というか副首都局がそういう認識を持ってると、議会で正式にそういう発言をしたという事実がとれましたんで、それを会派に持ち帰らせていただきます。
 時間の関係で、すみません、それ以外にも住民投票の投票所の破損修繕費が計上されてて、一体何があったんやということとか、住民説明会で市長との質疑時間が当初の予定より実際のところカウントしたら半分以下になってたことですとか、手荷物検査の問題、また、この特別区のこのパンフレットの随契の問題ですね、これらのこともちょっとやりたかったんですけども時間の関係があるんで、また、どなたかやってくれはったらと、ちょっと今はできないんで残念ですけども、今、大体30分ぐらい、附帯決議に記されている内容を、事実確認を副首都局の皆さんの御協力で数多く確認することができましたんで、会派に持ち帰って協議させていただいて、決算認定の材料にさせていただきたいと思います。御協力ありがとうございました。
 次に、大阪市民の日について伺いたいと思います。
 かねてから、大阪の子供たちに大阪のことを学んでほしい、また、大人の方、大阪市民として、みんなでマナーを実践する日みたいなことをつくっていきたいという思いから、大阪市民の日の制定を提案要望してまいりました。
 初めて平成11年に当選させていただいて、1期のころに関係部局と話をさせていただいて、調整などさせていただいて、2期目に入って直ちに当時の磯村市長に、議会において質疑をさせていただいたところ、認識もいただき、前向きな評価をいただいたところであるんですけども、以後の経過を改めてちょっと議会で確認をしておきたいと思うんですけどもお願いいたします。
◎渡邊市民局地域資源担当課長 大阪市民の日制定についての市会での委員からの御質疑の経過でございますが、平成15年に当時の磯村市長から、市民の日の意義についての認識を表明、平成16年には、当時の關市長から検討する旨の答弁がありました。
 平成23年には、当時の平松市長から大阪市民の日検討会議を設置し、制定に向けて検討を進めるとの答弁があり、2回の検討会議を開催されたところでございます。以上です。
◆床田正勝委員 磯村市長に、市民の日の意義を御認識いただいて、關市長からは検討するという御答弁をいただいて、平松市長からは実施に向けて検討会議を設置して、具体的な検討をするという御答弁をいただきまして、実際にこの検討会議が立ち上がりまして、過去2回、この検討会議が実施されました。大阪市民の日設置に向けて。ただ、突如その検討が見送られることになったんですね、どのような経過で、どのような経緯で、検討が取りやめになったんかをお願いいたします。
◎藤巻市民局区政支援室地域力担当部長 お答え申し上げます。
 市民の日検討会議において検討を行っていたところでございますが、橋下前市長において、こういった案件の検討はしないとの判断をされました。平成24年2月に大阪市民の日検討会議を廃止することとなりました。以上でございます。
◆床田正勝委員 市長、すみません、ありがとうございます。
 昨年の5月17日の住民投票で、一応大阪市を今後も残していこうという市民の判断が出たと私は思っております。改めて大阪市民の日の制定を行政から検討を進めていかれるおつもりはないでしょうか、お願いいたします。
◎吉村市長 市民の日につきましては、他都市でも制定されてる例があるということは承知してます。こういった取り組みの意義であったり、この間での市会の議論の経過、特に委員が平成15年の磯村市長当時から歴代市長に対して議会で御提案されてこられたというその委員の御趣旨については一定理解はしてるんですけれども、現在、私自身もそうですし、この大阪市でこの大都市制度の議論も進めているところでもあるという状況も鑑みて、現時点で、行政のほうから、私のほうからはこの大阪市民の日の制定を検討するということは考えてない状況です。
◆床田正勝委員 ありがとうございます。
 きっとそういうふうにお答えいただけると思ってました。
 市長のお立場上、今の答弁内容は当然だと思いますし、私も仕方がないと、残念ですけども仕方がないと思っております。
 今、市長のほうからもお言葉頂戴したんですけども、平成15年から議会で議論をさせていただいてることをぜひまず皆様方に御理解いただきたいんです。何でこんなこというかいいましたら、特別区設置に対抗してわざわざそんなことやってるん違うかと思われる方がいたら残念なんで、平成15年の磯村市長時代からこの話については議会で議事録もちゃんと残って議論しているということだけぜひ皆さんに御理解いただきたい。大阪市民の日は決して特別区に対抗するための政治手段ではないと、そういうものではないと、次元が違うものだということだけはぜひ皆様方に御理解をいただきたい、それだけはもう切にお願いいたします。
 じゃあ、なぜ今言うねんという話になると思うんですけども、我々といたしましては、自民党の議員団で、このお話をさせていただいて、議員団の総会で議決もいただいて、市民の日については自民党大阪市会議員団としても了解をいただいております。ただ、昨年の住民投票であったり、今、一連の交通局の問題ですね、この辺の議論が落ちつくまで待ってたんです。そこだけは疑われるかもしれませんけども事実なんです。そこも皆さんにおわかりいただきたい。一定のこの行政スケジュールに配慮して、きょうやっと出したというところの御理解もいただきたいと思っています。
 5月17日の住民投票なんですけども、これは法的拘束力のあるもので、いろんな御意見があるかもしれませんけども、とりあえず結果が出ました。市民の日が改めて私はいろんな場で議論がされてもいいんではないかなと思います。
 今、ここは大阪市であって、我々は大阪市民であることには変わりはありません。今後どうなるかはわかりませんけども。そこだけは変わりないんで、この議論が再開されてもいいんではないかと私は考えています。今後、何らかの形でお世話になることがあるかもしれませんけども、そのときはどうぞ皆さんよろしくお願いいたします。
 市長、すみません、もう一問ちょっとおつき合いください。すみません。
 大阪市民の日と市長に住民投票結果の認識についてお尋ねしたいということで、きょうお越しいただいたんですけども、ちょっと話がかぶって申しわけありません。同じ答弁を多分もう当選されて何回もされてて申しわけないと思うんですけども、改めてちょっと聞かせてください。
 昨年の住民投票は、投票率にかかわらず公的拘束力のある住民投票だったと思います。仮に賛成が1票でも多かったら、住民投票の結果を根拠とされて、特別区設置に進んでいかれたと思います。この法的拘束力のある住民投票の結果を受ければ、特別区設置を今、選択肢の1つとして進めておられると思うんですけども、その結果を重く受けとめていただくんであれば、そうはされないんじゃないかなと私なんかは思うんです。
 そこで、この住民投票の結果の認識を、申しわけないんですけど、何度も言わせて申しわけないけども、改めて聞かせてください。
◎吉村市長 住民投票の結果は、御承知のとおり69万票対70万票ということで、反対が0.8ポイント多いということで反対多数となりました。当時、行政で提案しました特別区というのはもう法律上存在しないということになりましたし、当時の橋下市長もこれには自分の政治生命をかけるということで、現に政治家は引退されたというような状況だと思っています。
 住民投票の結果が出たときは、もちろんこれはもうその結果に従うというような認識で、僕自身もいてました。その後にはなってくるんですけれども、その後から政党での話にもなりますけども、維新の会としてこれどうするのかという組織の中の議論もこれやって、組織としてはもう一度これは都構想というのは、特別区というのは目指すべきでないかと、その課題解決、負けたけれども課題解決としてやるべきなんじゃないかという組織的な意思決定もして、そして、11月22日にこれ市長選挙・知事選挙のダブル選挙があるという中で、5月17日は否決されたけれども、この特別区をバージョンアップするというのをもう一回挑戦させてほしいというのを正面から訴えていきましょうというので僕自身も、当時は市長でないですけれども、これ落選の可能性も十分あるという中で市長選挙に出たということです。そこは市民の選挙結果には当然これ従う。もし僕が市長選挙に落選していれば終了ということになってたと思うんですけれども、結果はそうじゃなかったということを踏まえて、新たに、過去の案はもうないですけれども、特別区のバージョンアップする案をつくらせてほしいということでさまざま、今はまだそういうのもないですけれども、議会の皆さんにいろいろ御提案もし、これからそういう活動をしていくというのは、僕の立場から見ればごく自然なことだというふうに認識しています。
◆床田正勝委員 今までの答弁以上に非常に詳細にお答えいただいてありがとうございます。
 市長が所属されておられる政党の中での議論ということで、もう一回挑戦しようという機関決定があったということなんですけども、それを受けてダブル選挙に市長が当選しようと、これまでの議会の中、そして今の御答弁の中でも、それを訴えてきたというお話があったと思うんですけども、市長のツイッター、もしくはフェイスブック、選挙期間中のやつだけちょっと私見せてもうたんですけども、スタッフの方の書き込みもあるんですけども、例えばこの特別区という単語であったり、都構想という単語であったり、そういうところが選挙期間中だけしか私見てないんですけども、私が見たんでもし見落としてたら申しわけありません、私が見た範囲では見当たらなかった。
 あと、市長さんの選挙期間中の公営掲示板、まちなかに張ってる公営掲示板ですね、あと選挙公報、この中に、特別区、もしくは都構想という文字がなかったんです。なぜ書かれなかったんですかね。
◎吉村市長 これはこの選挙をやっていく上で、テレビとか新聞というのを見てもらえたらわかると思うんですが、当時、全てのテレビでの討論の企画、それから全ての新聞でのこの新聞討論で、一番争点になったのは都構想をどうするんですかということが、これはテレビ・新聞全て取り上げられました。そういうことは報道されるというのは、私もわかってました。新聞、テレビ、マスメディアというのは一番やっぱり電波力が高いですから、一番市民の皆さんが逆にいえば興味持たれてることが、そこで報道されるというのはこれ十分認識してましたんで、そこで正面から私が先ほど申し上げた分については訴えさせていただきました。
 逆にいうと、例えばそのふだんの選挙活動における自分の発信、ツイッターとかの発信力も知れている、選挙公報も当然あるんですけれども、やっぱり新聞・テレビということでかなり大々的にやられるわけになるわけですから、そうなってくるとそういうところでは、テレビ・新聞じゃなかなか報道してもらえないところをむしろそっち側で充実していくことがより多くの市民の方にいろんなことを知っていただけるんじゃないのかという判断でやったということです。ですので、テレビ・新聞というのを見返していただいたら、まさにそこがストレートに出てきてるのかなというふうに、まさにそこは全体としてやったということですね。
◆床田正勝委員 申しわけありませんけども、資料配付、ちょっと資料2つ準備させてもらっているんですが、すみません、2つまとめてちょっと資料配付をさせていただきたいと思います。
◆床田正勝委員 申しわけありません。一応、今の議論が間違っていなかったということをちょっと証明するために、申しわけありませんけど資料配付させていただきます。
 まず、資料6が、選挙期間中の公営掲示板なんですけども、市長のポスター、ちょっと写真で撮らせていただいてました。資料6の裏側なんですけども、これは大阪市長選挙の公報ですね、市長さんのところコピーさせていただきました。ここの中に、都構想、もしくは特別区といった文言がありません。
 先ほど市長がおっしゃったように、この新聞、もしくはテレビなどではされていたと思いますし、今の選挙の戦略でいくと、多分皆さんそれを理想とされて、市長が戦われたような戦略で戦いたいと思われると思います。ただ、やっぱりこの大阪市の市長となる方が、この公営掲示板、もしくは公報ですね、この公報に書かずに、いや、テレビと新聞で訴えたというのはちょっといささか私寂しいなと思うんですわ。
 あともう一個、申しわけない、配付してます資料7、これはすみません、市会事務局に確認しましたら、ここで配付する分には大丈夫ということで、大阪維新の会のホームページの中にあります大阪都構想というページを見させていただきました。資料7の裏の下、大阪都構想賛成4つのポイントということで、4番目なんですけども、今回が大阪の問題を解決する最後のチャンス、二度目の住民投票の予定はありません、このホームページは私きょうの正午の段階でもこのままであるということは確認したんです。もし、このインターネットを駆使されたり、このテレビ社会に対応しておられる方であれば、それは市長がいろんなツールを使ってさまざまな公約を出しておられるということは当然情報をとりにいけると思うんですね。ただ、各戸配付される公報を参考にされる方もいらっしゃれば、当日まで悩んでおられて、公営掲示板というのは投票所のすぐ近くにあるように選管さんが配慮されてますよね、この小学校とかの投票所の近くのポスターを見て、そこで書いてあるキャッチを見て決めようという方も多分ゼロではないと思うんです。
 ですから、私、市長が選挙期間中に都構想のこととかね、特別区のことを全く言っていないと言ってるわけでは決してないんです。おっしゃってたと思いますし、私もおっしゃってるテレビを確かに拝見いたしました。ただ、市長となろうと思ってくださってる方が、例えば御自身の発信、ツイッター、フェイスブックといったらまず御自身の発信ですよね、税金を使って皆様方に広く周知する力があるというのは、やっぱりこの公営掲示板とあと選挙公報だと思うんです。ここにおいて、この特別区、もしくは都構想というような文字がなかったというのは、私個人的にちょっと残念やなと思います。
 ちょっと話は関係ないんですけども、今回もし今のような観点から、市長選の争点を正しく理解しなかった市民がもしいた場合、この公報であったり、公営掲示板であったりに見れてなかったという人がもしいてたんやったら残念やなと私は思うんです。だから、やっぱり、市長、この公営掲示板、もしくは選挙公報についてやっぱりしっかりとその重みを、今後このままいくと重要性がなくなるんで、やっぱりその重みを私は、認識していただきたいと、そのように考えております。
 あと時間が少しありますんで、先ほどちょっと昨年の附帯決議に関係する質疑をさせていただきました。非常に寂しくて残念やなと思ったんですけども、この附帯決議の内容についていろいろ事実確認させていただいたところ、いろいろな事実が発見されたんですけども、大体のところで前市長の責任において行われたという答弁が至るところで繰り広げられました。橋下市長に、私は前市長に同情してる一人なんですけども、市長におかれましてもその辺のところしっかりお気をつけいただいて、今後、行政運営いただきたいと思います。やめたときにそんなこと言われんようにしてくださいね。期待しております。
 以上で終わります。