平成25年2・3月定例会常任委員会(計画消防) - 02月22日−01号






△再開 午後1時35分
◆床田正勝委員 すみません、議題外を少しさせていただきます。
 昨年の11月9日に陳情第2408号、市営住宅での犬や猫の飼育に関する陳情書が採択されました。その採択されたときの質疑で、ペット飼育にかかわる実態調査をしてほしい、そして他の自治体での調査をしていただきたいということをお願いさせていただきました。
 この陳情書が採択されましたら、この陳情書が理事者に送付されて、理事者をして善処せしめるものと、こういうルールになっておりますので、この間、ペット飼育禁止に向けた具体的な方向性を検討していただいてると思うんですけども、この間どんな取り組みをしていただいたのか、まず伺います。
◎内田都市整備局住宅部管理課長 お答えいたします。
 先日の本委員会での委員からの御指摘を踏まえまして、他の事業主体での動物飼育の禁止にかかわる措置状況を調査いたしますとともに、市営住宅における動物飼育の状況を調査いたしました。
 市営住宅における動物飼育の状況の調査につきましては、昨年12月下旬から本年1月末にかけまして、全市営住宅の自治会の3分の1に相当します250の自治会の会長宛てに、面談、電話によるヒアリングやアンケート票により回答いただく方法を通じて実施いたしました。以上でございます。
◆床田正勝委員 どうもありがとうございます。早速調査していただきまして、お疲れさまでございました。
 次に、他の自治体での動物、ペット飼育の禁止に関する現状調査の結果を伺いたいんですけども、その前に、私、前回の委員会で東京都は条例化しているという話をさせていただいたんですけども、申しわけありません、あれは東京都ではなしに、東京の中の一部の都市が規制がかかっているという、ちょっと中身の発言の間違いでございまして、ちょっとこの場をおかりしまして訂正させていただきます。
 申しわけありませんけども、他の自治体の結果、お願いいたします。
◎内田都市整備局住宅部管理課長 お答えいたします。
 他の自治体での動物の飼育禁止にかかわります措置状況の調査についてでございますが、主に3つの観点から調査を実施いたしました。
 まず、動物の飼育禁止を直接に条例で規定しているかどうか、規定している場合には条件を付しているかどうか。2点目に、禁止規定を住宅使用に当たってのどういった義務違反に該当するのかどうか。さらに最後に、こうした規定に基づきまして訴訟等の法的措置を講じてきたかどうか等でございます。
 まず、動物の飼育禁止を条例で明文化している都道府県でございますが、これは徳島県、神奈川県、鳥取県の3件でございました。政令指定都市では相模原市と岡山市の2市でございました。
 また、条例の施行規則で明文化している都道府県は山梨県のみでございました。政令指定都市では浜松市と福岡市の2市でございました。
 先ほどちょっと委員からお話がありましたが、東京都につきましては台東区と多摩市でございました。
 ただ、近隣居住者に迷惑をかける場合、いわゆる迷惑行為に該当する場合に限定しての禁止条項が大半でございまして、いわゆる保管義務違反として無条件に禁止しているのは徳島県と岡山市の例でございました。
 指導は、各事業主体とも本市と同様に啓発いたしますとともに個別に対応しているところでございますが、法的措置については、多数の動物飼育や悪臭とかかみつきなどにより近隣住民に対して甚大な被害をもたらし、居住継続を認めがたい、信頼関係が維持できないと認められる場合に限ってしか対応できていないとのことでございました。以上でございます。
◆床田正勝委員 どうもありがとうございます。
 では、調査していただいたもう一方のほうですね、ペットの飼育状況について、先ほど全市営住宅の自治会の3分の1、約250の会長さんに面談、電話によるヒアリングやアンケート、これを回収していただいたということなんで、その結果をお願いいたします。
◎内田都市整備局住宅部管理課長 お答えいたします。
 実態調査でございますが、管理戸数に応じまして各住宅管理センター内から無作為に抽出しました250の自治会の会長宛てに調査を実施し、約98%の244の自治会から回答をいただきました。
 調査項目は、調査日から過去1年以内の自治会で把握または推定している@動物を飼育している戸数状況等、A飼育している住戸での飼育頭数等、B自治会に寄せられる苦情の頻度をお答えいただくとともに、C団地内での動物の飼育についてどのようにお考えであるかについて自由に意見を述べていただきました。
 まず、1番目の動物を飼育している戸数状況等についてでございます。この項目に回答のあった241自治会のうち、約8割の自治会で動物の飼育が確認されました。自治会内で飼育をしている住戸の割合が1割未満の自治会が約55%でございました。調査対象となった自治会の戸数3万2,120戸に占める飼育戸数は2,730戸であり、その割合は平均8.5%でございました。
 次に、飼育している住戸での飼育頭数等についてでございますが、飼育戸数のうち1頭、いわゆる1匹のみの飼育が82%でございました。一方、5頭以上の多頭飼育が1.3%、若干数ございました。
 3番目の自治会に寄せられる苦情の頻度についてでございますが、動物飼育に係る自治会への苦情がないとするのが半数を超えており、年一、二回と合わせますと約80%でございました。一方で、年10回を超える苦情がある自治会も7.2%ございました。
 最後に、団地内での動物の飼育をどのようにお考えか、自由にいただいた意見についてでございますが、221の自治会から御意見をいただきました。意見の傾向といたしましては、禁止側の意見が110件、条件つきで容認側の意見が79件、態度不明やその他の意見が31件ございました。
 条件つき容認側の意見としましては、ルールを定める、マナーを守る、そのペット一代限りとするなど、他の入居者への迷惑行為とならないことを前提とするべきであるとのものでございました。
 その他の意見としまして、対処法がない状態である、高齢者等の癒しの役割もあり飼育禁止を言いにくい、周辺の犬猫や捨て猫の餌づけに苦慮していることなどがございました。
 一方、本市に対しまして、厳しい規則で取り締まるべきである、指導を強化すべきであるなどの厳しい意見も6件ございました。以上でございます。
◆床田正勝委員 ありがとうございます。非常に細かい調査をしていただいてありがとうございました。
 調査していただいたうちの8割の自治会で飼育が確認されたと。戸数は8.5%だったと。迷惑についてなんですけども、年に10回を超える苦情がある自治会が7.2%ということですよね。じゃ、年1遍、2遍やったらどんだけあるんやと。もうこれは明らかな迷惑行為です。一方で、御意見で禁止側の意見が110件、ちょうど半分ですよね。そういうことで、住民の方が迷惑をしているという裏づけを今回とっていただいたと思います。
 こういった調査結果を踏まえまして、他の自治体の実情並びに今回の各自治会のアンケート、現状ですね、これを踏まえて局としてどんな認識を持ってはるんか、お尋ねします。
◎坂本都市整備局住宅管理担当部長 お答えいたします。
 今回の調査によりまして、市営住宅の約8.5%でペット飼育があることが判明いたしました。これまでからも推計していましたが、改めて相当多くの戸数で飼育されていることを認識いたしました。
 自治会に寄せられる苦情の頻度や、本市及び住宅管理センターに寄せられる苦情件数を踏まえますと、整理すべき課題であると考えているところでございます。また、規則、条項を設けている自治体の状況や取り組み状況につきましても把握できたため、規定運用上の課題点も整理すべきものと考えております。
 先般の委員会で市営住宅でのペットの飼育禁止についての陳情を採択されました議会の意思を踏まえ、今後どのような実効性のある対策がとれるのか引き続き検討を進めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
◆床田正勝委員 局として整理すべき課題であるということで、部長さんのほうからはっきり今おっしゃっていただきました。
 今回、先般の質疑を受けて非常に大規模に実態調査をしていただきまして、どうもありがとうございました。お疲れさまでございました。おかげさまでちゃんとそういう数字で裏づけが出ました。ここまでとっていただいたら、全体的にも大体似たような数字になると思います。
 やっぱりこれは自分のお宅じゃないんでね、ルールがあるんで、ルールを守っていただかなあかんと思います。今、迷惑をかけなければいいんじゃないかみたいな話もあるんですけども、さっきみたいに、じゃ、ペットを5頭飼ってて迷惑を全然かけなきゃそれでいいんかと。いや、ペット1頭で迷惑やからそれはどうするんだと。いや、頭数の問題じゃないですよね。
 もう一方で、癒やしだと。癒やしはわかるんですけども、それじゃ、家で飼うなり民間のマンションを探すなり、そこで飼ってくださいと、どうぞ。何もルールを破ってまで、人に迷惑をかけてまで、市民の財産である市営住宅でルールを破ってまで飼うことはない。そういうルールをちゃんとしておかないと、入居者、自治会、管理者、みんなが困惑してしまうんです。
 ですから、憲法9条みたいなもう解釈論はやめて、ちゃんとあかんもんはあかんと、ならんもんはならんということをしっかりとしていくべきだと思います。
 冒頭申し上げましたけども、11月に陳情書が採択されまして、そこの1項目めにはペットを禁止してくれと書いてある。それが採択されたわけで、善処しなければならない。そういうことも踏まえまして、これは早急に結論を出していただかなければならないと思っております。
 また、3月に予算審議に関しまして委員会がまた連日開催されると思うんですけども、そこでまた私、この質問を聞かせていただきたいと思っております。11月9日からもう既に二、三カ月たってますし、まだ一月あるわけですから、局のほうとしても協議をしていただく時間がたっぷりあると思いますんで、どうですかね、それまでには答え出していただけますか。内田課長、どうですか。いいですか。
 はい、うなずいていただきましたんで、ちゃんと3月の予算市会のそこまでに局として答えを出していただくということで今確認をいたしましたので、局としてもしっかりと答えを出していただけますようによろしくお願いいたします。
 終わらせていただきます。ありがとうございます。