平成23年度決算特別委員会(一般)平成24年10月・11月 - 10月25日−05号




△再開 午後3時47分
◆床田正勝委員 自民党のトリを務めさせていただきます。どうぞよろしくお願いします。
 まず、質問に先立ちまして、この場をおかりいたしましてお祝いの言葉を献上させていただきたいと思います。
 このたび、秋の園遊会に永井教育長さんが天皇陛下から御招待の栄に浴されました。教育長さんのこれまでの大阪市並びに教育行政への多大なる御貢献があったたまものと心からお喜びを申し上げます。この園遊会の意義につきましては、この場で申し上げるまでもないと思いますので省略をさせていただきますけども、本来でありましたら、本日行われておりますので、赤坂御苑におきまして両陛下からねぎらいの言葉を賜るところでございますけども、公務ということで、その本当に名誉ある機会を返上していただきまして自民党の質問にお答えいただいたこと、心より感謝を申し上げます。
 教育長、本当におめでとうございます。
 では、少しこれから時間の関係で少し、アコーディオンさせていただきますけども、御協力お願いします。
 時間が短くても、国旗・国歌の話は聞かせていただきます。
 まず、総務局さんに伺います。10月1日現在で結構でございますので、国旗・国歌、私、長年要望させていただいておりましたけども、本市の掲揚状況をお願いいたします。
◎藤澤総務局行政部総務課長兼人事室総務課長 お答えいたします。
 平成24年10月1日時点での国旗の掲揚状況についてでございますが、本市の施設において常時掲揚をしております。また、始業時から終業時の掲揚とするなど、基本的な国旗の掲揚ルールについて改めて各局に対して周知したところでございます。
 施設管理上、日々の上げおろしが困難な施設もあり、画一的にルールを適用することには難しい面もございますが、引き続き施設ごとの掲揚状況、課題を把握し、指導を続けてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
◆床田正勝委員 ありがとうございます。今後とも、どうぞまたこの100%掲揚を常時続けていただきますようによろしくお願い申し上げます。
 また、掲揚するだけではなしに、例えば始業時、終業時、また学校での開始と終了のときですか、そういった国旗の掲揚、降納に、雨の日もそうですけども、いろんなルールもありますので、ぜひやっぱり行政の皆様方に知っておいていただきたいですし、それを行政機関でルール化することも、ちゃんとわかりやすく皆様方にお知らせすることも必要やと思いますんで、よろしくお願いいたします。
 初日に維新さんから市大の指摘もあったんですけども、2月29日に施行された条例にはちょっとあの施設は、市大は入らないのかなと。また、マネジメントの観点、また、市からお金が出てるからという観点については若干、我が会派としてはどうかなという疑問はあるんですけども、国旗を広く掲揚するということの意義については賛成でございますので、この件についての着目点は非常によかったと。また、私の前で国旗・国歌の質問をしていただいたのは初めてですので、ホンダ先生、お疲れさまでございました。頑張ってください。
 次に、リバティにいかせていただきます。理事、すみません、1問でいかしていただきます。
 まずリバティなんですけども、先日の一般質問で使用貸借契約、切れますと。財団には出ていただくべきだという話をさせていただきました。
 このリバティは、20年3月に我が会派が動議を出して附帯決議が付されたんですけども、これ十分に実行されてるとは思えません。議会としても、取り組むようにということで決議されたんですけども、市長はもうワンチャンスということではあったんですけども、もうチャンスはないと思います。この財団の役割は終えたと、長い時間を与える必要はもうないと思っております。23年度の決算についてはもうあえて議論する必要はないと思っております。仮に状況を見るとしても、その時間は非常に限定した上で厳しく見ていくべきやと思いますけども、理事、代表してお答えお願いします。
◎梶本市民局理事 お答えいたします。
 リバティおおさかは、昭和60年の開設以来、さまざまな人権問題に関する資料を収集し、一般に公開することによりまして、人権教育・啓発の場としての役割を果たしてまいりました。
 一方、リバティおおさかを取り巻く厳しい状況の中、平成20年3月の市会における附帯決議を踏まえ、平成20年度から23年度にかけまして、本市の補助金を半減させ、派遣職員を引き揚げるなど厳しい見直しを図ってまいりました。
 本市といたしましては、リバティおおさかを運営する財団がこの10月から自立化への取り組みを始めたばかりでありますことから、まずは財団の自立に向けた進捗状況を注視してまいりたいというふうに考えております。
 今後、財団の取り組みをしっかり見ていきますとともに、大阪府を初め財団の主要な出捐団体にも意見を聴取し、財団の事業計画や収支状況などの観点から、公益財団としてのあり方やその存立につきまして、年度内をめどといたしまして見きわめて判断してまいりたいというふうに考えていますので、よろしくお願い申し上げます。
◆床田正勝委員 ありがとうございます。年度内で財団のあり方や存立についても判断していただけるということでございますんで、もうこれ以上は申し上げません。期待しておりますんで、よろしくお願いいたします。
 委員長、すみません、資料配付をお願いします。
◆床田正勝委員 資料配付、ちょっとすみません、出す時期を逸してしまいまして、資料1番が先ほどの国旗の掲揚状況でございます。また先生方にお目通しいただけたらと思います。
 次に、生活保護についてお伺いします。資料2を御参考願います。
 生活保護についても、すみません、1問にまとめて質問させていただきます。
 まず、医療費の一部負担についてなんですけども、生活保護は全国でも、昨日の新聞に出てますけども、過去最多ということであります。
 大阪市の23年度の決算は1兆6,917億、うち生活保護費は2,978億、全体の17.6%、市税収入の46.8%。中でも44.5%が医療扶助であります。これについてはもう詳しく説明する必要はないかと思います。
 先日の一般質問で、私のほうから医療費の一部負担は導入すべきというふうに申し上げましたところ、市長のほうから珍しく合いましたねということで、市長と本当に珍しく合致する政策であるということで、我々としても喜んでるところであります。
 また、一昨日の新聞ででも、財務省の財政制度等審議会の分科会において、医療費の一部負担導入、またジェネリック、これについての提言もあったと報道をされております。
 まず1点目が、この医療費の一部負担の導入、これについて、自民党大阪市会議員団としても強く要望しているところでありますけども、改めて先日の市長の一般質問の答弁を受けまして、市の認識、取り組み、これを聞かせていただきたいのがまず1点。
 2点目なんですけども、今回、23年度大阪市の決算審査意見書の中でも、「医療費扶助の不正請求をはじめ、制度を悪用する悪質な事案が後を絶たない状況にあるから、これらに厳正に対応するなど、市民の信頼を得られる生活保護行政を遂行されたい」というふうに指摘がされてあります。
 やはり今は医療扶助がそれに該当するのかなと思うんですけども、先ほどのジェネリック、先ほど資料配付させていただいた2番目なんですけども、これは市会事務局の調査課さんにお願いしまして、大阪府下各市にアンケートをとっていただきましたら、こういう状況が返ってきておりまして、すみません、私、意外と他都市さん進んでいるという実感を持ちました。
 これについて、このジェネリックについてもいろいろ調整していかなあかんでしょうし、いろいろ協力いただくところがあるとは思うんですけども、他都市の状況も踏まえて、大阪市としても国の動向を見ながら取り組んでいく、義務化が無理であれば普及促進に取り組んでいくべきやと思いますけども、この2点、2問まとめてお願いします。
◎平井福祉局生活福祉部生活保護調査担当課長兼総務局行政部法務調査担当課長 それでは、私のほうから、まず医療費の一部自己負担に対する市の認識や取り組みについての御質問についてお答えさせていただきます。
 生活保護制度は、昭和25年の制度発足以来、時代に応じた改革がなされないまま今日にまで至っていることから抜本的な制度改革が必要でございまして、本年7月に橋下市長から厚生労働大臣あて、生活保護制度の抜本的改革に係る提案、これを行ってきたところでございます。
 その提案の中でも、医療扶助の適正化については大変大きな課題であると認識しておりまして、生活保護費のあり方といたしまして、生活扶助、住宅扶助、医療扶助、介護扶助と、これまで使途を限定して支給しておりましたこれら生活保護費を給与や年金などと同様に一括して支給することといたしまして、また、医療扶助、介護扶助につきましては一部自己負担を導入することを提言しておるところでございます。
 今後とも、本市提案の実現に向けまして、あらゆる機会を通じ、引き続き国に対し強く要望してまいりたいと存じます。以上でございます。
◎川勝福祉局生活福祉部保護課長 後発医薬品の普及促進につきましてお答え申し上げます。
 先発医薬品に比べまして安価な後発医薬品の効用・効果等について、被保護者に限らず広く市民に周知を図り、後発医薬品を普及促進していくことにつきましては厚生労働省も推奨しておるところでございます。
 被保護者への使用促進を図るために、本年4月13日に厚生労働省が全国に通知を出したところでございますが、その内容は、まず実施機関が被保護者に後発医薬品に関する取り扱いについて周知をし、医療機関、薬局に協力依頼を行った上で、かつ本人の同意を得て一たん服用後、再度本人の意向を確認し、後発医薬品か先発医薬品を選択するという方法が示されております。
 しかしながら、この方法では、現場のケースワーカーの負担が増加するだけで、実質的な効果がないことから、使用促進を図るには医療費の一部自己負担の導入が必要であると考えております。
 今後とも、後発医薬品の普及促進につきましては国の動向を注視いたしますとともに、具体的な取り組みについて検討してまいりたいと考えております。以上でございます。
◆床田正勝委員 ジェネリックのところが少し慎重ではありましたけども、進めていく、検討していくということでありますんで、特に医療費の一部負担について一緒に積極的に取り組ませていただきたいと思っておりますんで、よろしくお願いいたします。
 次に、自衛隊の募集相談業務の活動の協力についてさせていただきたいんですが、その前に、海上自衛隊さんとの合同訓練について1問伺います。
 東北地方太平洋沖地震において、米軍の揚陸艦が海上から大量の物資を輸送していただいたことによって、被災地に非常に大きな役割を果たしたということは記憶に新しいところであります。
 これまで大阪市は、災害訓練実施時には陸上自衛隊さんとの連携はしてきましたけども、今後、大災害のときの海上からの物資輸送、人的支援を受けることを想定した海上自衛隊さんとの合同訓練を実施することによって、大災害時に有効な連携が図れるのではないかと、こういう質問を先日の公営決算の一般質問の際に我が会派の高野先生のほうから質疑していただきました。そのときに市長のほうからも前向きなお答えをいただきまして、その後、我々も自衛隊さんのほうに伺いましたところ、よい返事をいただいてるわけでありますけども、改めまして危機管理室さんに、今後どのように取り組んでいっていただけるのか、その辺も踏まえてお答えをお願いします。
◎松本危機管理室長 お答えいたします。
 海上自衛隊との合同訓練についてのお尋ねでございますが、委員御指摘のとおり、災害時におけます海上からの物的・人的支援の重要性につきましては、東日本大震災の教訓として認識しております。
 大災害時に備え、海上自衛隊との連携を図り、海上からの物資輸送などについての合同訓練を実施することによりまして、さまざまな支援が有効に受けられるものと考えております。
 私も先日、海上自衛隊の阪神基地にお伺いいたしまして、合同訓練の実施と本市との連携をぜひとも図りたい旨の申し出をしたところ、海上自衛隊におきましても御趣旨を理解していただきまして、快く了承していただいたところでございます。
 現在、実施時期の問題、訓練内容、規模等について調整を行っておりまして、来年度の実施に向けまして取り組んでおりますので、よろしくお願い申し上げます。
◆床田正勝委員 ありがとうございます。来年度の取り組みということでありますんで、どうぞ御調整のほうよろしくお願いいたします。
 ここから、自衛官の募集に関する業務について何点か伺います。
 先日、自民党大阪市会議員団のほうから市長に対しまして、自衛官募集事務の協力に関して6項目について申し入れをさせていただきました。このことを受けまして、大阪市としてどのように取り組んでいただいてるのか、まず市民局さんに伺います。
◎林市民局市民部長 お答えいたします。
 自衛官募集事務につきましては、地方自治法や自衛隊法の規定に基づきまして、都道府県及び市町村が処理することとされております、いわゆる法定受託事務となっております。
 これまでから、本市といたしましても自衛隊地方協力本部と連携しながら協力に努めているところでございますが、先ほど御紹介ありましたように、自民党市会議員団からの申し入れを受けまして、また今日的な情勢をかんがみ、今年度、積極的に取り組んでいるところでございます。
 具体的に、各区役所庁舎へのポスターの掲示につきましては、これまで一部の区で行われていましたが、7月の区長会議で改めて全区に対しまして協力を依頼いたしまして、自衛隊の各方面担当との連携のもと、全区で取り組みを進めております。また、本庁舎におきましてもパンフレットを配置しております。また、引き続き各区役所におきまして、住民基本台帳の閲覧についての協力を行ってまいります。
 さらに、地下鉄の駅構内の広報板には、今年度、既に3回にわたりましてポスターの掲示を行っておりまして、引き続き申し入れを踏まえて積極的に取り組んでまいりますので、よろしくお願いいたします。
◆床田正勝委員 ありがとうございます。お取り組みいただいてるようでございますんで、引き続いてよろしくお願いいたします。
 そして、すみません、教育委員会さんなんですけども、要望書の6点のうち、今のは1点から5点目までなんですけども、6点目についてなんですけども、自衛隊さんのほうで、今現在、既に6校の中学校が体験的な学習ということで自衛隊の駐屯地に行っていただいてるということで、本当にその取り組みはすばらしいと思っております。感受性豊かな学生たちはきっと何かを感じて帰ってくれてると思いますけども、せっかくこのように6校が取り組んでいただいてるんであれば、6校で済ませるのではなしに、その1校行かれるんであればそれを複数にするとか、そういった形で活動を広げていく必要があると思いますけども、まず1点、それを伺います。
 2点目なんですけども、それ以外に、例えばこれであれば先日の20日、21日やったんですけども、訓練支援艦てんりゅうの一般公募があったんですけども、こういった自衛隊さんの公募イベントについても積極的に広報を進めていくべきじゃないかと、ポスター掲示なども含めてなんですけども。これらについて、2点伺います。お願いします。
◎大継教育委員会事務局指導部長 お答えいたします。
 教育委員会といたしましては、教育基本法に示されております我が国と郷土を愛するとともに他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与する態度を養うことということは大変重要であると考えておりまして、また、社会体験、ボランティア体験、自然体験などの体験的・実践的活動を通しまして児童・生徒の豊かな感性や情操をはぐくむとともに、人間としてのあり方や生き方を考えることができるよう指導しているところでございます。
 これまでに自衛隊での体験活動を実施いたしました学校では、体験活動を通しまして災害派遣での活動や国際平和協力活動などにつきまして学ぶとともに、世界の平和や人類の幸福について考えることができた取り組みであったと考えております。
 今後、学校が自衛隊で体験活動を行うに当たりましては、できるだけ多くの学校のニーズにこたえられるよう、自衛隊との日程調整など、体験活動がスムーズに行われるよう連携を図りますとともに、学校でのポスター掲示など、進路指導、キャリア教育の一環として広報活動に協力をしてまいりたいと考えております。以上でございます。
◆床田正勝委員 ありがとうございます。広報活動についても御協力をいただけるということと、子供たちの学校での体験についても御協力いただけるということでございますんで、よろしくお願いいたします。
 あと、すみません、1点、これ要望なんですけども、陸上自衛隊さんには高等工科学校というのがございます。これは応募資格は中学校の卒業生なんですけども、ここの学校を勧めてほしいと言うているのではなしに、進路指導のときに子供さんから、生徒さんからいろんな学校相談があったときに、そのニーズに合えば、こういう学校があるよというのを適切に校長先生並びに進路指導の先生に指導していただけるよう、この高等工科学校の認識を、ちゃんと校長並びに進路指導の先生に認識をしていただいて、情報提供できるような体制だけをとっといていただけますように要望いたします。
 最後に、村上副市長さん、すみません、お忙しいところありがとうございます。
 先ほどから何問か質問させていただきまして、先日申し入れさせていただきました項目について市全体として取り組みを進めていただいてるようで、ありがとうございます。とはいえ、広報紙への掲載など、一部まだ実施していただけてないところもありますんで、その辺についての御対応もよろしくお願いいたします。
 あと、この自衛隊さんについては、もう申し上げるまでもなく、募集相談員として少しでも自衛隊に協力したいという気持ちで我々も活動しているんですけども、大阪市としても熱い思いでこの自衛官募集事務にさらに積極的に協力を進めていただきたいと考えております。
 さきに申し述べました申し入れについての回答文書をいただいた際にも、副市長さんみずからお越しいただきまして、積極的に取り組んでいるという御回答をいただいたところであるんですけども、改めまして、この場で村上副市長さんから御答弁を賜りたいと思いますんで、よろしくお願いいたします。
◎村上副市長 ただいま市民局及び教育委員会から答弁ございましたように、申し入れを踏まえまして、それぞれの取り組みについて自衛隊と連携を図りながら進めているところであります。
 委員から御指摘にもありましたように、今日、自衛隊の役割は重要度を増しており、本市としましても災害時におけます派遣要請初め、自衛隊とのさらなる連携の必要性を認識しております。また、市民の生命、身体、財産を守る自衛隊の活動に敬意を表しますとともに、自衛官募集事務への協力を通じまして、その活動を支えていくことが重要であると考えております。
 こうした中、自衛隊からは、今年度の募集人数を拡大する必要があるということで、自衛官募集事務につきましてさらなる協力の要請を受けているところであり、本市としましても申し入れのありました6つの項目につきまして引き続き積極的に取り組んでまいりたいと考えております。
 今後、自衛隊大阪地方協力本部とも一層連携を図りながら、自衛官募集事務にさらに寄与できるように取り組んでまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
◆床田正勝委員 どうもすみません、ありがとうございます。
 自衛隊の皆様方のおかげで国を守っていただいておりますので、我々も平時御協力させていただけることは何やと考えたら、積極的に我々も取り組んでいくべきやと考えておりますので、どうぞ、今、副市長さん御答弁いただきましたんで、関係各局の皆様方も、もしそういう機会がありましたら御協力賜りますように、また、先ほど申し上げました6点につきましては積極的に御協力賜りますようによろしくお願いいたします。
 最後の項目で、ちょっと教育委員会さんにもう一回、すみませんけど、修学旅行の関係をちょっと聞きたいんですけども、先ほどお配りさせていただきました資料の3の2枚目をお願いいたします。
 副市長、どうもありがとうございました。
 何かといいましたら、修学旅行、本当でしたらもっと収納の、お金をやりたいんですけども、ちょっとこの後の関係がありますので、修学旅行に特化します。
 修学旅行費、学校長が保護者から徴収する学校徴収金の積立金会計として位置づけられておりまして、厳密に言えば公金でない。でも、学校教育活動に要する経費を保護者に負担していただいてるんで、会計上、公金に値する、準じると考えてもいいお金じゃないかなと考えております。
 先ほどお配りさせていただいた紙なんですけども、修学旅行費は生活保護家庭、市民税非課税世帯など、そういった世帯に就学援助費として支給されておりまして、資料3の2枚目、23年度で1万4,272人、総額4億4,100万円、全体でいたしますと37.2%の方がこの就学援助費を使われてるということなんですけども、これについてちょっと申し上げたいこともあるんですけど、きょうはそれを取り上げたいんではないんです。
 ここに、修学旅行の未収という、納めていない、未納状況というのを書いてると思うんですけども、金額についてはここに記載のとおりであります。こういった未納があった場合にどうしてるのかなと確認しましたところ、学校が旅行業者に支払うお金が不足してたんで、一時的にPTAの会費や教職員が立てかえてるという話が出てきました。これについては23年度の包括外部監査でも指摘されてるんですよ。こういうのはやっぱりよくないと思うんですね。
 これまでの流用されたお金、これどうしていくんか、今後どうしていくんか、教育委員会さん、よろしくお願いします。
◎土井教育委員会事務局学校経営管理センター学務担当課長 お答え申し上げます。
 修学旅行の費用でございますが、学校徴収金のうちの積立金として各学校長が保護者の皆様に御負担いただいておりますが、一部の保護者で児童・生徒が修学旅行に行っているにもかかわらず費用を学校に納められていない方がございます。
 委員御指摘のとおり、本来、保護者に御負担いただくべき修学旅行費の立てかえ補てんはあってはならないものでございますが、学校としましては、児童・生徒の教育活動に支障を生じさせないという配慮から、やむを得ず行っているものと私ども認識しております。
 教育委員会におきましては、修学旅行費などの未納対策について、平成19年度に学校徴収金未納対策マニュアルを策定しまして、各学校においてこれをもとに未納対策を行っているところですが、改めて受益者負担の原則、保護者間の公平を確保する趣旨から、これまでの未納分について、個々の内容や経過も確認の上、学校と連携いたしまして、当該保護者への粘り強い督促に加えまして、事案によっては必要な手順や課題を検討、整理の上で法的措置も辞さないという姿勢で着実に回収するよう努めてまいりたいと存じます。
 それとともに、根本的には未納を生じさせない方策について、他都市の取り組み事例なども参考にしながら現在検討しているところでありまして、これらを早期に取りまとめ、今後は、まず未納を発生させない、もし修学旅行の実施時までに未納というようなことがある場合は、期日を明記した誓約書を提出させるなど、強い姿勢で学校と一層連携して取り組んでまいりたいと存じておりますので、よろしくお願い申し上げます。
◆床田正勝委員 ちゃんとそれをしてほしいんですけども、流用された会計がありますんでね、そこの穴埋めもちゃんとしていただかなあかんと思いますんで、お願いいたします。
 すみません、資料をお配りさせていただいた3の1なんですけども、ちょっと修学旅行の行き先についてさせていただきます。
 行き先でいったら三重県が238校で一番多いんですけども、その三重の中で水族館、スペイン村が多いんです。ここの施設についてどうこう言うつもりはないんですけども、三重に行っててお伊勢さんに行ってへんのはどういうことやというふうに考えております。
 こういった施設は別に家族旅行で行ってもええわけでございまして、先ほど支援金の中で出ましたけども、37%の方がそういった皆さんのお金で行かれてるということを踏まえまして、修学旅行は決してわいわい楽しむ旅行でないという位置づけですよね。この辺のところをしっかり改善していかなあかんと思います。
 うちとしても、以前、この辺を指摘してるんですけども、その辺のところ、どうでしょうか。まず手短にお願いします。
◎赤銅教育委員会事務局指導部初等教育担当課長 お答え申し上げます。
 小学校、中学校において修学旅行を実施するに当たりましては、教育委員会が示します修学旅行実施要項に沿って実施しております。修学旅行が教育課程に位置づけられる教育活動である旨を示しておりまして、経費や目的地の範囲を設定し、目的に即してその実施内容が適切に実施されるよう通知しております。各学校では、この実施要項を踏まえまして修学旅行を計画し、計画書を教育委員会に提出した上、実施しております。
 各学校からの計画書や報告書を見ますと、施設を見学したり、体験的な活動をしたり、その環境でしか実施できない教育活動を豊富に取り入れている学校が多く、毎年同じ行き先や内容で実施している傾向がございます。
 教育委員会といたしましては、より修学旅行が充実した教育活動になるよう、各学校が毎年しっかりと効果検証を図りながら行き先や内容が決定されるよう、再度指示をしてまいります。以上でございます。
◆床田正勝委員 どうもありがとうございます。御指示を出していただけるということで、よろしくお願いいたします。
 それで、我が会派は、ちょうど2年前、私、政調会長をさせていただいてるときに予算要望の中で、教育の充実と施設整備というところで修学旅行の実施についてということで、やはり御皇室に対する敬意を養うために、皇居にお邪魔したり、また歴史的、文化的な観点から靖国神社、伊勢神宮、知覧特攻平和会館など、そういった教育的効果の高い施設を訪問すべきだというふうに一文入れさせていただきました。修学旅行にはぜひこういったところに行っていただきたいと。行っていただくことによって、子供たちに我が国の伝統と文化に触れていただいて、見識を深めた上で国民としての自覚を養っていただきたいと考えております。
 先ほど御答弁で、教育委員会で修学旅行がより充実した教育活動になるように各学校に再度指示をするというお答えいただきましたけども、具体的な動き、来年度のことでどうしていただけるのかの見解をまず1点伺いたいことと、今年度、実際に中学校で知覧特攻平和会館に行かれた学校があると聞いてるんですけども、その様子をあわせてお願いします。
◎赤銅教育委員会事務局指導部初等教育担当課長 お答えいたします。
 まず、私からは具体的な指示についてお答えさせていただきます。
 小学校学習指導要領特別活動には、遠足・集団宿泊的行事の内容といたしまして、「自然の中での集団宿泊活動などの平素と異なる生活環境にあって、見聞を広め、自然や文化などに親しむとともに、人間関係などの集団生活の在り方や公衆道徳などについての望ましい体験を積むことができるような活動を行うこと」と示されております。
 中学校学習指導要領特別活動には、旅行・集団宿泊的行事の内容といたしまして、「平素と異なる生活環境にあって、見聞を広め、自然や文化などに親しむとともに、集団生活の在り方や公衆道徳などについての望ましい体験を積むことができるような活動を行うこと」と示されております。
 また、学習指導要領には我が国の伝統と文化を尊重することが述べられておりまして、修学旅行におきましても、見学先を選定することでそのようなことを学ぶ機会といたしまして活用することができると考えております。
 修学旅行におけるさまざまな感動体験は、児童・生徒の心を育て、自己の生き方の考えを深めるよい機会となるとともに、集団を育成する上で効果的な場となることから、目的地選定及びその内容につきましては十分検討していく必要があるというふうに考えてございます。
 教育委員会といたしましては、これらのことを踏まえまして児童・生徒の学習が一層深まるよう、修学旅行実施要項におきまして、活動を通して我が国の伝統と文化に触れるよい機会となることを目標の一つといたしまして新たに明記するとともに、再度、校長会等を通じまして指導の徹底を図ってまいります。以上でございます。
◎黒田教育委員会事務局指導部中学校教育担当課長 お答えいたします。
 中学校での知覧特攻平和会館を訪れた学校でございますが、事前に学校で平和学習に取り組み、当日は千羽鶴の奉納等のセレモニーを行うとともに、平和会館職員の説明を受け、展示見学をしております。生徒たちは終始真剣な態度であったと聞いております。
 また、事後に取り組んだ感想文には、特攻で亡くなられた方々の命を無駄にしないよう、今の日本の平和を守り続けたい。また、特攻隊には自分と同じような年齢の方々もおられたということがわかりました。今の自分には国や他の人たちのために何ができるんだろうかといったものがあり、有意義な取り組みであったと学校長より報告をいただいております。以上でございます。
◆床田正勝委員 ありがとうございます。まさしくそれこそが修学旅行の意義じゃないかなと思っておりまして、このすばらしい取り組みをぜひ広げていっていただきたいと思っております。
 先ほど課長さんのほうから、修学旅行の実施要項の目標の見直し、校長会等での再度周知を指導していただけると非常に具体的な御答弁をいただきまして、非常に喜んでいるところでございます。
 先ほど修学旅行で知覧特攻平和会館に行かれて、今の我々日本があるのはこの英霊の皆様方のとうとい犠牲のおかげだということを身をもって学んでいただいた、これこそが本当の修学旅行であると重ねて申し上げまして、今後、教育委員会さんからの指導のもと、しっかり各学校の判断のもと、このようなすばらしい修学旅行が実施していただけるものと心から期待をいたしております。
 これを受けまして、最後に教育長さんに、今後についてどのようなお考えなのか、決意を聞かせてください。よろしくお願いします。
◎永井教育長 先ほどは大変御丁寧なお祝いの言葉をいただきまして、恐縮いたしております。今後とも大阪市の教育行政の発展のために精進してまいりますので、よろしくお願いいたします。
 修学旅行は、我が国の自然、文化、経済、産業などの重要地を直接に訪れて、さまざまな見聞をすることによりまして広い知見と豊かな情操を養い、集団生活における望ましい体験を積むことができる非常に貴重な機会でありまして、学校が計画し実施をする行事の中では特に重要な意義を持っております。
 このような意義を持つ修学旅行が効果的に実施をされますためには、その計画と実施に当たって、学校の創意と教育的識見を十分に生かしていくことが大切であるというふうに考えております。
 今後とも、各校における修学旅行がこれらの趣旨に基づいて実施され、先ほど課長から御紹介申し上げました知覧での学習のように、いわゆる観光旅行に終わることなく、児童・生徒の学習が一層深まるように取り組んでまいりますので、よろしくお願いいたします。
◆床田正勝委員 御丁寧な御答弁ありがとうございました。
 申し上げたいことはいっぱいあるんですけども、時間の関係がございますので、来年以降の修学旅行を楽しみにしておりますんで、よろしくお願いいたします。
 これで終わらせていただきます。ありがとうございます。