平成24年第1回定例会(平成24年2・3月) - 02月28日−01号




△開議
◆43番(床田正勝君) 冒頭、現在、天皇陛下におかれましては御病気御療養中でございます。一日も早い御回復を心からお祈り申し上げます。
 私は自由民主党大阪市会議員団を代表し、ただいま上程されました議案第165号、大阪市の施設における国旗の掲揚及び教職員による国歌の斉唱に関する条例案の修正案に賛成の立場から討論を行います。
 発言の前に、教職員による国歌の斉唱を議会で議論するのであれば、率先して我々議員も市会開会時などに起立して国歌を斉唱すべきであります。自由民主党大阪市会議員団を代表して議員各位に改めて御提案申し上げ、一日も早い実現に御協力賜りますようよろしくお願い申し上げます。
 初めに、自由民主党は、大阪市の施設における国旗の掲揚、市立学校行事において教職員が起立して国歌を斉唱することは当然であると考えています。
 そもそも今の大阪市にこの条例は本当に必要なんでしょうか。本条例原案第1条には、大阪市立学校における服務規律の厳格化を図ることが目的として規定されていますが、1点目に、言うまでもなく、大阪市においては多くの方々の御協力のもと、主体的に国旗の掲揚、国歌の斉唱は100%実施できていること、2点目に、昨年6月13日に「大阪府の施設における国旗の掲揚及び教職員による国歌の斉唱に関する条例」が既に公布、施行されており、市立の小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校の校長、教職員についても適用を受けていること、この2点をもって、この文言は削除されるべきと考えます。
 ところで、私が初当選させていただいた平成11年には、祝日にもかかわらず、市の施設で国旗を掲揚している施設はごくわずかでした。この時点で我が会派は条例案を提出することも可能でしたが、条例での縛り、目先の自己満足を選ばずに、急がば回れ、すなわち話し合いを求めました。その理由は、本当の意味での国旗の掲揚、国歌の斉唱の達成を目指したからです。
 国旗の掲揚率、国歌の斉唱率はもちろん大切ですが、同じぐらい大切なことは、国旗・国歌の正しい歴史や意義の認識、敬意を表し、愛国心を育てること、そのためには、各家庭もさることながら学校現場での指導、これも不可欠であることは避けられない事実であります。子供たちを指導してくださる教職員に、個人の思想・信条においての納得はしていただけなくても、職責としての理解を促し、子供たちに着実に、かつ確実に国旗・国歌の正しい歴史、日本の文化・伝統を伝えていくことを目的としたからであります。
 その後、自由民主党大阪市会議員団は、本会議、委員会で質疑の機会があるたびに、国旗の掲揚、国歌の斉唱に関する質疑、要望を長年にわたって行い、多くの皆さんの御協力をいただいた結果、現在の状況に至ったと自負をいたしております。この場をおかりいたしまして、この間御協力をいただいた皆様方に改めて厚く御礼を申し上げます。
 今必要なのは強制でも処罰でもなく、長年かけて国旗の掲揚、国歌の斉唱の100%実施という大きな成果を出せた現状を継続させ、大阪市の常識として定着をさせることであります。
 自由民主党大阪市会議員団として本修正案に賛成する目的は、国旗・国歌の政治利用のためではありません。学校現場では、さまざまな学年の子供たちに対し国旗の掲揚、国歌の斉唱の意義を指導することも重要であり、各御家庭、さらにはすべての方の御協力のもと、国旗・国歌の正しい歴史、日本の文化・伝統を伝えていきながら愛国心を育て、国際社会の平和と発展に寄与する態度を持ち、自国の国旗・国歌、他国の国旗・国歌を尊重する国際社会に生きる日本人としての態度を養う、このことが必要であります。そのために、現在100%実施できている国旗の掲揚、国歌の斉唱を定着させていく、そしてその理念を広く伝えていくこと、この1点のみであります。
 本修正案制定を機に、大阪市民一人一人が本来の理念を認識、そして行動していただき、将来的に本修正案が各家庭、企業などで祝日に国旗掲揚を促すきっかけとなることを期待して、以上、我が会派の議案第165号の修正案に対する賛成討論とさせていただきます。御清聴ありがとうございました。