平成22年11・12月定例会常任委員会(民生保健) − 11月12日−01号



◆床田正勝委員 ただいま環境局さんから木津川事務所での不祥事案件と新たな河川事務所の案件の報告がございました。
 斎場での心づけに続きまして、職員の方の職場ぐるみでの不祥事案が続いてます。自民党といたしましても、今回の一連のこの不祥事案件につきましては、内容、問題点をしっかりと市民の方にお伝えしていかなあかんと思っております。
 そこで、まず、木津川のペットのおつりの問題ですね、これと河川事務所の浮遊ごみの再使用、かばんなどに入ってたカード、お金の拾得について、その概要、原因ですね、まずこれを伺いたいんです。
 そして、時間の関係もありますので、今後の対応策をどう考えておられるのか、まとめて伺います。
◎森田環境局事業部業務担当課長 お答えいたします。
 木津川事務所では、犬や猫などペットの死体を市民等の申し込みに応じて各家庭に有料で回収しておりまして、料金は死体の大きさで異なり、つり銭が生じてまいります。
 市民の方々によっては、ペットに対する愛着などから、供養のつもりでおつりなどの受け取りを断られるケースが多く、結果として収集担当の職員がおつりなどを取得するケースがございました。
 しかし、どのような経緯があるにしろ、公務員が業務に関連して定められた料金以上の金銭を受け取り、私的に使うなどということは決して許されることではなく、公務員としての意識が希薄であったことが根底にあり、厳しく対処することが必要でございます。
 また、おつりなどの収受を断り切れない場合の対処の方法が不明確であったことも一因であり、市民等対応マニュアルをわかりやすく作成し、全収集職員に徹底したところでございます。
 河川事務所の事案は現在調査中でございまして、十分検証した上で御報告させていただきますけれども、これまでの調査結果やマスコミ報道等から言えますことは、公務員である以前の問題として言語道断であり、決して許されない行為でございます。特に、所有者が容易に判明するカード類や金銭を拾得する行為は、市民感情に著しく反し、厳しく対処すべき事項であります。
 今後、全容解明に努めますとともに、事業の見直しも含めて対応策を検討してまいります。以上でございます。
◆床田正勝委員 どうもありがとうございます。
 今、一連のお話いただいたんですけども、今回はたまたま環境局さんなんですけども、大阪市全体といたしまして、このような問題が起こったときには同じような釈明をされてるような気がしてなりません。
 今、方向性も出していただいて、また現在、徹底した調査を行っていくということでございますので、詳細についてはまたこれからになろうかと思いますので、きょうのところは触れませんけども、引き続いて局として責任を持ってこの調査を進めていただきまして、何らかの形で議会に、そして市民の皆様方に御報告していただくことを強く求めておきます。
 また、本件の事案については、河川清掃業務のあり方そのものを含めて、抜本的な見直しを早急に示す必要があると自由民主党は思っております。そこで、抜本的な解決策、また決意を局長さんにちょっとお願いできないでしょうか。
◎玉井環境局長 お答えいたします。
 服務規律の確保、あるいはまた不祥事根絶を目指し、大阪市を挙げて本当に必死で取り組みを進める中で、このたび不祥事が発覚し、市民の皆様の信頼を大きく失墜させることとなり、まことに申しわけなく、心から深くおわび申し上げます。
 環境局におきましても、市民生活に直結した業務に携わる職員がどのように行動すべきかを示した職員倫理要綱の制定、あるいは内部監察や服務査察の強化、また4月以降、私自身も複数回にわたってすべての職場の巡視を行い、可能な限り現場との意見交換を行っておりながら、このような不祥事案が続発したことは、まことに恥ずかしい思いでございまして、その責任を強く感じております。
 一方で、日々一生懸命業務に従事する多くの職員にとっては、むしろ悔しさでいっぱいであろうというふうにも思っております。
 これらの不祥事案は、もとより公務員としての自覚が足りない、むしろ欠如していることに大きな原因があることは事実でございますが、あわせてこれらの事案で共通しておりますのは、所長が現場実態を把握しておらず、現場の個々の職員に任せており、指導が行き届いていなかったこと、また、局における管理体制の弱さを露呈したものとなり、結果、職員の意識改革にはほど遠いものとなっておりました。所属長として指導が至らなかったことを深く反省いたしております。
 既に河川清掃に係ります一連の事案につきましては大阪府警との協議も進めており、入手したDVDの内容の分析を行いますとともに、総務局と環境局とで構成する環境局河川事務所不祥事案調査チームにおいて徹底した事情聴取など厳しく調査を進め、年内を目途に全容解明を行ってまいります。
 同時に、再発防止に向けた改善策や、ペット等の死体の処理や河川の浮遊ごみの回収業務を果たして公務員が行わなければならない業務か否か、さらには、公務として実施せざるを得ない場合でも、より効果的な方法はないかといった点に十分検証を加え、民間委託の是非も含めて抜本的な見直し策を早急に検討の上、改めて調査結果とともに議会にも御報告をさせていただきたいと考えております。
 いずれにいたしましても、まず私自身、そして環境局職員一人一人が市民からの厳しい目線を意識したしっかりとした行動がとれるよう、服務規律の確保に全力を挙げてまいりますとともに、不祥事の根絶、本件事案の徹底的な解明に向けまして、所属長としての責任を果たすべく、強い思いを持って取り組んでまいります。どうぞよろしくお願いいたします。