平成13年7月特別委員会(オリンピック招致) - 07月19日−01号

◆床田正勝委員 今回の2008年のオリンピック招致の結果につきましては、皆様方御存じのとおりで、大変残念なものでございます。
 ただ、この一方で、オリンピック招致のために臨海部開発を進めてきた者として、招致に失敗したのだから、これについては全面的に見直すべきとの議論も一部ではあるようでございます。しかしながら、私は、この考え、意見には賛成しかねます。
 市民のスポーツ・レクリエーションのニーズに応じた舞洲スポーツアイランドや環境共生型のモデル都市となる夢洲まちづくりなど、大阪の臨海開発部は21世紀、大阪が元気のあるまちとして生き残っていくためには欠くことのできないプロジェクトであると私は考えております。
 この2008年オリンピック招致については、市会で全会一致で採択された経過があり、今日にも至っております。夢洲などの臨海部のまちづくりの成果の上に立ってオリンピック招致を行おうとしたものであると考えておりますけども、この点につきまして、まず港湾局さんの意見を伺いたいと思います。
◎北村港湾局企画振興部計画課長 お答えいたします。
 大阪の臨海部開発というのは、昭和63年に策定いたしましたテクノポート大阪計画に基づいて着実に整備を進めてきたわけでございます。
 今回、オリンピック招致というものがかなわなかったわけでございますが、大阪市の経済活動を支え、また活力と魅力あふれる国際都市として発展するために、今後とも臨海部の開発については、今後さまざまな調査研究を進めながら着実に進めていきたいと考えてございます。
◆床田正勝委員 ありがとうございます。この臨海部開発につきましては、考えようによりましては大阪活性化の起爆剤として全市挙げて取り組んでいくことが必要だろうとも思います。
 テクノポート大阪計画の開発コンセプトは、我が国の社会が21世紀に向けて国際化、情報化、それらに向かって急速に変貌しつつある中で、国際貿易、高度情報通信、先端技術開発などの次代の都市にふさわしい都市機能を集積するとともに、文化、レクリエーションや居住機能をあわせ持った魅力あるまちづくりを目指し、近畿圏また大阪市圏の発展をリードしようとするものであり、策定から10年たった今でも、その考え方は色あせたものではないと思っております。
 しかしながら、事業の実施に当たりましては、時代の要請や需要を的確に把握した上で進めていく必要があり、場合によっては柔軟な対応が必要であるとも一部考えられます。
 この北港テクノポート線については、これにより臨海部開発拠点が結ばれることとなり、国際集客都市としての機能強化が図られるなど、その効果は大阪市にとって非常に大きなものになるかと考えられます。
 しかしながら、やはり鉄道につきましては、輸送需要を考えながら整備していくことが一定当然のことであり、夢洲、舞洲などの臨海部の開発を促進して、まちづくりと一体となって鉄道整備を推進していく必要があろうかとも思います。
 今後とも、当然いろいろと議論していく必要があろうかとも思いますけども、この臨海部開発や北港テクノポート線について、今後どのように進めていかれる考えであるのか、お尋ねいたします。
◎北村港湾局企画振興部計画課長 お答えいたします。
 大阪市が活力ある国際都市として発展していくためには、委員御指摘のように、時代の要請や需要というものを的確に把握しながら、夢洲や舞洲の臨海部開発を着実に進めていく必要があると考えております。
 北港テクノポート線につきましても、臨海部開発の推進のために必要な交通体系の根幹をなす路線でありまして、臨海部のまちづくりに必要不可欠な都市基盤であると考えております。
 ただ、その整備に当たりましては、夢洲や舞洲など臨海部の開発にあわせて整備を進めてまいりたいと考えてございます。どうぞよろしくお願いします。
◆床田正勝委員 ありがとうございます。私、個人的には、整備を進めていく必要があると考えておりますので、また今後とも、今、御答弁いただきました内容に沿って進めていただきたいと思います。
 今後の大阪の活性のためにも、先般公開されました都市再生プランの中の一つとして提案されておる夢洲を初め臨海部開発を、時代の要請に的確にこたえて着実に進めていただきたい、まず要請が、これが一つでございます。
 そしてもう1点なんですけども、議会と申しましょうか、一部の声で、今回のオリンピック招致失敗の責任を問う声がいろんなところで聞かれてます。なぜか、その矛先が市長に向けられているわけですけども、私は、これはどうも賛同しかねるところがあるんです。
 当然、市長の責任がゼロとは言い切れない部分もあるかもしれません。ただ、行政のチェック機構である市会も、この招致に関する採択を全会一致で、全会一致ですよ、全会一致で可決されました。全会一致ですよ。それやったら、私たち議会には責任がないとでも言うのかというのがまず1点ですね。
 その辺につきましても、今後いろんな議論があろうかと思いますけども、まあまあ、的を外れた意見だということを私から言っておきたいのが1点。
 それと、議会におきましても、今回のオリンピックについては、いろんな前向きな意見をいただきましたけども、議会の方も十分に協力できたのか。特にオリンピック招致のツイン21についても、地元のイベントもしくはモスクワに行かれた先生方、たくさんいらっしゃいます。ただ、そうでない先生方も、やっぱりいらっしゃいます。
 オリンピックの前段である東アジアの重要性も皆さん訴えてきていただきました。じゃあ、そのイベントに、私も含めて、どれだけの先生方が出席していただけたのか。私も所用で行けないことがありました。反省するところはあると思うんですけども、議会も、やはりもっと真剣に取り組んでいくべきだと、1期生で生意気ですけども、改めて提言をしておきたいと思います。
 私、今回、こういう結果に終わりましたけども、個人的な意見ですけども、これからまた始まってると思います、オリンピック招致につきましては。本当の大阪魂、市長が常々おっしゃってるいろんなことにつきましては、これからが本番だと思います。逆に考えれば、今回のオリンピック招致で、よかった点、悪かった点を、改めてこの数年間を洗い直す時期が、ゆっくり見られる時間が来たなと、前向きに考えたい。そして、今までの反省点を洗い直して、今後また前向きにやっていきたいと私は思います。
 それと1点、これは私自身、確認はとれてない情報なんですけども、大阪市内の労働組合の中で、オリンピック招致のバッジを外せと、そういう意見が出ておるようでございます。これ、招致を推進してきた皆さん方の労働組合の存在の是非を言っているんではないんです。何でそういうことを言うのか、何で外さなきゃいけないのか、そういうことをちょっと問題視しておいて、また次に引き続き質問させていただきたいと思います。これで終わります。ありがとうございます。