平成12年3月定例会常任委員会(民生保健) - 02月25日−01号

◆床田正勝委員 ただいま局長の方より、平成11年の補正予算案並びに各種条例の御説明賜りましたところでございますが、その中で二、三質問をさせていただきたいと思います。
 まず、介護保険の基金のことでございますけども、介護保険制度の実施に当たりまして、国におきまして、介護保険法の円滑な実施のための特別対策が講じられることとなりました。制度の本格的なスタートに向けましての助走期間といたしまして、本年4月から半年間高齢者の保険料を徴収せず、また、さらに本年10月からの1年間は新たな負担になれていただくため、高齢者の保険料を半額に軽減することとされております。
 国から保険者となります市町村に対しまして、介護円滑導入臨時特例交付金が交付されることとなっておると伺っております。市町村が介護保険制度の円滑な導入のために設置する基金を造成する事業に対しまして、これに要する経費といたしまして交付することにより、介護保険法の円滑な実施を図ることが目的とされておりますが、なぜ基金を設置しなければならないのか。その目的をまずお尋ねいたします。
◎中谷民生局高齢者施策推進部介護保険課長 お答えいたします。
 今回の臨時特例交付金は市町村が介護保険制度の円滑な導入のために設置する基金の造成につきまして、これに要する経費として交付することによりまして、介護保険法の円滑な実施を図ることを目的とされておるところでございます。
 この交付の条件といたしまして、市町村は交付金により、平成11年中に基金を造成するものということが交付要綱の中で規定されておるところでございます。本市におきましても、国から臨時特例交付金を本年度において受け入れまして、平成12年度以降の第1号被保険者の保険料軽減等に用いますとともに、交付金を適切に管理、運営するため、地方自治法第241条により設置するものでございます。
◆床田正勝委員 ありがとうございます。
 ただいま基金を造成することの目的を伺いましたが、今回の補正予算に計上されております具体的な内容につきましてお尋ねいたします。
◎中谷民生局高齢者施策推進部介護保険課長 お答えいたします。
 今回の基金でございますが、大きく大別いたしまして、2つございます。
 その1つ目でございますが、介護円滑導入臨時特例交付金は第1号被保険者の保険料を軽減する市町村に対しまして、その要する費用につきまして、12年度分並びに13年度分の合計額が基本枠ということで交付されるところでございます。
 その後の1つでございますが、この基本枠に加えまして、第1号被保険者の保険料の徴収方法の変更に係る保険料の賦課徴収システムの改修に要する経費が交付基準額によりまして交付される並びに広報啓発等の介護保険制度の導入に必要な費用として、厚生大臣が必要と認めた額が介護保険施行準備枠として交付されるところでございます。
 まず、基本枠でございますが、保険料軽減相当部分でございますが、これは12年度と13年度、両年度にまたがる分野でございまして、12年度分につきまして今回の特例交付金は通常年度の4分の3の保険料相当部分、13年度分につきましては通常年度の4分の1相当部分、分野でございまして、その基本枠合計は169億3,500万円となっておるところでございます。
 2つ目の準備枠につきましては、保険料の徴収方法の変更に係るシステム改修費が 6,000万円、それから、広報啓発等の制度の導入に必要な経費として1億7,000万円、計準備枠といたしまして、2億3,000万円ということで、今回合計額171億6,500万円となる次第でございます。
◆床田正勝委員 ありがとうございます。
 今回の基金から本年度の準備のための取り崩しと申しますか、予算の執行は今年度内でも可能であるのか。また、この取り崩しにつきまして、具体的に本市はどのようにお考えなのかお尋ねいたします。
◎中谷民生局高齢者施策推進部介護保険課長 お答えいたします。
 今回の補正予算によりまして、国から介護円滑導入臨時特例交付金を受け入れまして、介護保険円滑導入基金に積み立てることになりまして、その基金の平成11年度中の取り崩しにつきましては、広報啓発、賦課徴収に係ります電算処理システムの改修等の準備経費に充てる場合可能とされておるところでございます。
 また、賦課徴収システムの改修につきましては、時間を要することから11年度、12年度の2カ年の継続ということも可能となっておるところでございます。本市におきましては、この準備枠のシステム改修費は平成12年におきまして、また、広報啓発等の経費並びに保険料軽減分につきましては、平成12年度及び13年度に取り崩すこととしてまいりたいと考えております。
◆床田正勝委員 ありがとうございます。
 4月からの介護保険の円滑な導入に向けまして、その取り崩しを含めまして、特例交付金が適切に執行されますことを要望いたしまして、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。