平成11年度決算特別委員会(公営)平成12年9・10月 - 10月05日−05号

◆床田正勝委員 自由民主党の1期の床田でございます。きょうは最終日の休憩後ということで3日半お疲れさまでございました。あと半日でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 すぐに質問に入らせてもらいたかったんですけども、前半の重い空気がありましたんで、私ちょっと背伸びしたいと思うんですけども、ちょっと皆様おつき合いいただけないでしょうか。ありがとうございます。
 後半からは政権政党第1党の自由民主党がより建設的な質問をさせていただきます。これからは私と木下先生、そして最後に舟戸先生と、これより三役でございますので、まず小結の私から質問をさせていただきたいと思います。
 これは昨年の公営決算、そして昨年の一般決算、そして3月の代表質問と連続してさせていただいた内容でございますが、改めて端的に質問をさせていただきます。交通局さん、水道局さん、両局にお尋ねいたします。
 両局関係全施設におけます祝日の国旗の掲揚状況をお尋ねします。そしてその実情について、どのように御認識されておるかあわせてお尋ねいたします。
 まず、交通局さんからお願いします。
◎田中交通局総務部総務課長 お答えいたします。
 祝日におけます国旗の掲揚状況についてのお尋ねでございますけれども、まず車両関係につきましては、バス車両では路線バスの全車両の前面角のバンパー付近に2カ所掲揚してございます。また、地下鉄・ニュートラムの車両につきましては、全列車の先頭車と後尾の車に各2本掲揚いたしてございます。
 それから、建物関係につきましても、本局庁舎を初めバスの営業所、地下鉄の乗務所や検車場、バスと地下鉄の車両管理事務所において掲揚しているところでございます。
 このような掲揚の状況、私どもといたしましては昨年8月に施行されました国旗及び国歌に関する法律の趣旨を踏まえた状況になっているものと認識をいたしておるところでございます。よろしくお願いいたします。
◎飛石水道局業務部庶務課長 お答えいたします。
 水道局におきましては、扇町の本庁舎とそれ以外に8営業所、3浄水場、4工事事務所といった施設がございますが、そのうち扇町の本庁舎におきまして、祝日に国旗を掲揚いたしております。
 それ以外の施設では掲揚しておりませんことから、昨年施行されました国旗及び国歌に関する法律の趣旨を踏まえまして、対処してまいりたいと考えております。
◆床田正勝委員 ありがとうございます。
 それに関連いたしまして、大阪市の関係全施設におけます祝日の国旗の掲揚状況、これにつきましては御担当の総務局行政部の松山総務課長さんに御足労お願いいたしております。この国旗の掲揚状況と、またその実情をどのように思われるか、あわせてお尋ねいたします。
◎松山総務局行政部総務課長 お答えいたします。
 交通局、水道局以外の庁舎におけます国旗の掲揚状況でございますが、この中之島の本庁舎や消防局庁舎におきまして国旗の掲揚を行っておるところでございます。また、区庁舎につきましては、現在すべての区において国旗の掲揚を行っております。
 市の関係施設といたしましては、海遊館、ふれあい港館、大阪城天守閣、ATC、WTC、なにわの海の時空館、東洋陶磁美術館などの主な集客施設におきまして国旗が掲揚されております。
 国旗に関しましては国際化が進展する中、自国の国旗についての正しい理解と尊重、また他国の国旗への敬意は、国際社会の一員として不可欠と考えております。国旗及び国歌に関する法律が昨年8月に施行され、1年余りが経過し、この間、本市の施設におきましても、先ほど申し上げましたように新たに国旗の掲揚を始めたところもございます。
 本市関係施設におけます国旗の掲揚につきましては、市民の皆様の気持ちのあらわれとして掲揚される状況におのずからなることが望ましいと考えておりまして、今後、国際的なスポーツ大会の取り組みなどを通じまして市民の皆様の御理解が得られるよう、引き続き努めてまいりたいと考えております。以上でございます。
◆床田正勝委員 どうもありがとうございます。
 私が思っておりました中での最大限のお答えをいただきまして、本当にうれしく思っております。
 昨年の公営及び一般決算の議事録をごらんいただいても結構でございますけども、この国旗の掲揚につきまして私は要望はいたしておりません。国旗・国歌の正しい経過、認識、そして特に近代史におけます日本国の正しい歴史の認識、これを皆様方に個人的に投げかけをさせていただきました。
 その結果、交通局さん、水道局さん、もちろんでございますけども、大阪市の施設におきましても区役所を初め、集客施設で皆様方の気持ちのあらわれとして国旗の掲揚がふえとる。これは市民の皆様方の気持ちのあらわれだと思います。大変うれしく思っております。
 これに付随してでございますけども、先日シドニーオリンピックが無事閉会いたしまして、私たちも大変楽しませていただきまして、夢と感動をいただきました。
 皆様方も私と同様、睡眠不足になられた方もたくさんいらっしゃると思うんですけども、あの閉会式のときにシドニー市長が次のアテネの市長にオリンピック旗を手渡されました。あのときに多分皆様も、私も、あのシドニー市長が磯村市長にオリンピック旗を渡される姿を想像されたということは、想像にかたくないと思います。
 昨年の国旗・国歌法案が制定されましたときには、残念ながら満場一致ではございませんでしたけども、そのときに賛成の意をあらわされなかった皆様方が、今回のこの感動的なオリンピックをどういう目で、どういう考えで見ておられたのか、私は本当に不思議であります。一度機会があったら1対1で話をしてみたい、またそれを通り越して、そういったオリンピックと申しますのは、国境や文化、歴史、習慣などを越えた世界的なスポーツ大会、フェアプレーの精神を養う大会でございます。それらに健全な目で見れない、これはまことに同情に値すると思います。
 さらには、個々の競技で恐縮でございますが、体操の塚原選手におきましては、鉄棒でございますが金メダルを目指されまして、スーパーE難度のコールマン、鉄棒上での2回宙返り1回ひねり。これの2回連続に挑戦されました。あれを完成できておれば私は金メダルだったと思うんですけども、残念ながら団体、個人ともにあと数センチのところで落ちられました。
 ただ、このオリンピックというのは当然目に見えてのメダルももちろんですけども、そういった過程、そういったのも大事かと思います。
 そしたまた、柔道の井上選手におかれましては、直前に亡くなられたお母さまの遺影を胸に掲げての、あれ見ると涙が出たんですけど、本当にああいう気持ちが大事かと思います。子供や学校だけでなく、そういったスポーツ競技まで政治の駆け引きとして使われるのは大変残念であります。
 また、今回の国旗におきましては、機会がありましたら、次は平日にもまたお願いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 続きまして、オリジナルレインボーカードにつきまして質問させていただきます。
 これは昨年の公営決算の際に質問させていただきましたところ、写真などを持ち込んでいただけましたら約1カ月ほどでオリジナルのレインボーカードがつくれますという御答弁をいただきまして、やはりそういった記念ごとでございますので、もう少し早く対応していただけないかと質問させていただきましたところ、早急にできるように機械をつくっていただきました。今、大変好評ではないかと思うんですけども、この販売実績をまずお尋ねいたします。
◎田中交通局総務部企画主幹 お答えいたします。
 オリジナルレインボーカードの発売実績でございますが、これはカード印刷機を地下鉄なんば駅構内にある市営交通アクセスガイドに設置しまして、ことしの6月1日から発売を開始しているものでございます。
 6月には2,515枚、7月には2,508枚、8月には2,784枚、9月に入りまして3,112枚と、1カ月あたり約2,700枚、一日当たり約90枚で、売上金は4カ月間で1,273万8,300円でございました。大変好評を得ておるところでございます。今後、さらに利用していただけるよう鋭意努力してまいりたいと考えております。
◆床田正勝委員 ありがとうございます。
 数字を伺いますと大変好評であるということでございます。
 ただ、今の御答弁の中で、地下鉄なんば駅の市営交通アクセスガイドに併設して、市内で1カ所だけという御答弁でございましたが、これだけ好評でありましたら、やはりなんばに限らず大阪市内、もしくは大阪市外から大阪市にお勤め等で来られます方、特にそういう方が使われる駅としては、なんば以外には梅田や天王寺などの駅が考えられるかと思うんですけども、そういった施設にこういった機械を増設してはどうかと思いますが、いかがでしょうか。
◎田中交通局総務部企画主幹 お答えいたします。
 発売以来、大変好評を得ているオリジナルレインボーカードでございます。今後、春の入学シーズンでありますとか、退職を年度末には迎えられる方もいらっしゃると思います。御利用もこれから見込まれると思います。今年度におきましてカード印刷機1台を増設してまいりたいと考えております。
 設置場所につきましては、委員御指摘のとおりお客様に御利用しやすい梅田や天王寺駅などのターミナル駅構内を視野に入れて設置してまいりたいと考えております。
◆床田正勝委員 ありがとうございます。
 もう1基、今年度内にお考えいただけるということで、大変心強いお答えでありがとうございます。
 ただ、今なんばと、そして仮にもう1基機械ができたといたしましても、それだけではやはり利用者の方がずっと継続して使っていただけるかというのは、若干疑問が残るかと思います。
 そこでオリジナルレインボーカードのデザインでございますけども、先日資料を見せていただきましたら、地下鉄の車両など数種類御用意いただいており、そしてまた写真などを持ち込んでいただき、そして文字など打ち込んでいただくにはコンピューターでできます明朝体やゴシック体など、そういったものがコンピューターにあわせて臨機応変に、技術的に対応していただけるとのことで心強く思ったわけでございますけども、やはりこのデザインにつきまして、特にデザインの中でも、冠婚葬祭の中でもお祝いごとにつきましては、もう少し種類があってもいいのではないかと思います。
 この制度を使われている方はやはり年齢的に若い方が多いかと思います。結婚、または結婚式の二次会、また出産のお祝い、また入学祝い等々これから需要がどんどん見込まれるかと思います。そういったことにつきまして、増設についてどのようにお考えかをお尋ねいたします。
◎田中交通局総務部企画主幹 お答えいたします。
 オリジナルレインボーカードは、お客様が持ち込みの写真やメッセージを入れたり、その場で備えつけのデジタルカメラで撮影した写真を使ってのデザインも作成できます。また地下鉄やバスの車両、花や犬・猫などのモデルデザインの中からお気に入りのデザインを選んでいただきまして、御希望のメッセージやイラスト、お持ち込み写真などを合成してデザインができるなど、お客様のニーズにできるだけおこたえできるように体制を整えております。
 なお、現在の御利用状況は、お持ち込みの写真でのカード作成が大半を占めておりますが、さらに多くの方々に御利用いただくために、委員御指摘のように結婚式や二次会、また入学祝い、出産記念などに御利用されることが多いと思われますので、モデルデザインの種類をふやしまして、またホテルや結婚式場などにもPRしてまいりたいと考えております。
◆床田正勝委員 ありがとうございます。
 特にお祝いごとの方でデザインをふやしていただくことを考慮していただけるということと、またホテルや結婚式場など、そういった会場の方にもアピールしていただけるということで大変うれしく思います。
 今回の公営決算では、交通局の皆様方の広告の営業努力というようなお話が多々出ておったように思うわけでございますけども、最後に質問になかったホテルや結婚式場などでPRしていただけるということで、大変それは前向きなお答えをいただけたと認識いたしております。
 これ例えば一例でございますけども、どこで聞いたのかちょっと忘れてしまったんですが、ある自治体で昨年、1999年の末、2000年まであと100日からあと100日、あと99日と、あと1日まで100種類の何か商品を出されて、それがすごい売れたというふうな話、私ちょっと頭の片隅に残っておるんですけども、収益を上げていただくのはやはりカードを買っていただいて、それを皆さん収集していただいて、というのが収入利益で一番考えやすいかと思います。そういったデザインも21世紀が近うございますので、お考えいただいてもいいかと思いますので、ぜひ参考にしていただければうれしいかと思います。
 続きまして、車両の問題についてさせていただきます。
 交通局さんはバス・地下鉄、そして水道局さんにおかれましても、業務の内容におかれましては移動手段として局内でいろんな形の車を所有されておるかと思います。
 その中で今現在、地球環境に優しい低公害の車がクローズアップされております。先日の実地調査の方におきましても、バスの営業所を見せていただきまして、天然ガスやアイドリングストップバス、ハイブリッドバス等を見せていただきまして、大変いい勉強になりました。
 そこで、まずこれは交通局さんと水道局さん、両局にお尋ねいたしますが、この低公害車両の今現在の導入実績につきましてお尋ねいたします。
◎塚口交通局技術監兼自動車部整備課長 低公害バスの導入実績についてでございますが、平成3年度から試験運行を開始し、現在、在籍車両数922両のうち、電気式ハイブリッドバスが14両、率にしまして1.5%、蓄圧式ハイブリッドバスが4両、0.4%、天然ガスバスが56両、6.1%、天然ガスノンステップバスが9両、1%の合計83両、9%を導入いたしております。
◎大門水道局業務部経理課長 お答えいたします。
 当局の保有自動車は360台で、そのうち現在、軽四輪貨物車の電気自動車が5台、率にして1.4%、天然ガス自動車8台、2.2%、ハイブリッドの乗用自動車1台、0.27%の合わせて14台、3.9%の低公害者を導入しておるところでございます。
 このほか、乗用自動車4台、1.1%、普通貨物自動車18台、5%、小型貨物自動車20台、5.6%、特殊用途自動車5台、1.4%、軽四輪貨物車148台、41.1%の合わせて195台、54.2%の低NOX車を導入しておるところでございます。
 総じて申しますと、天然ガスなどの低公害車と低NOX車合わせまして209台の低公害車等を導入しており、保有割合は58%となっておるところでございます。
◆床田正勝委員 ありがとうございます。
 想像しておったよりもたくさん低公害の車を御利用いただけてるということでございますけども、私自身は、この車両に関しましては当然、低公害の車を使用するべきであると思います。特に、値段的なものの問題が出てくるかと思うんですが、やはり行政が市民の皆様方を誘導するような形で低公害車に取り組んでいただくこと、これが1点。
 そして、低公害車というのは、当然自動車メーカーさんが開発されるわけでございますけども、ユーザーの方がいなければ、どういった問題点があるのかという洗い出しができません。率先して大阪市を初め行政の皆様方に御利用していただき、悪い点をメーカーさんに指摘していただくことによりまして、より精度の高い低公害車が誕生するものと思っております。
 そこでお尋ねいたしますが、低公害車の両局におけます今後の導入の予定、または導入の目標につきまして、まず交通局さんの方からお願いいたします。
◎塚口交通局技術監兼自動車部整備課長 お答え申し上げます。
 交通局では公営の公共交通機関といたしまして、深刻化する大気汚染に関する自動車の排気ガス問題に対する取り組みにつきましては、非常に重要な課題であると認識いたしており、環境対策の一環として策定された大阪市自動車公害防止計画に基づき、ハイブリッドバスや、天然ガスバス等の低公害バスを積極的に導入してまいり、平成12年度末には在籍車両数の約10%となる予定でございます。
 低公害車は、一般の路線バス車両と比べ価格が高いことや、天然ガスバスにつきましては、天然ガス充填所の設置場所や建設費、維持経費が高い問題、またハイブリッドバスではバッテリー交換費用等の維持経費が高く、ノンステップ化が困難である等の問題があり、解決しなければならないことが多くございますが、今後も財政面や低公害車の開発状況や関連施設の整備状況を考慮しつつ、低公害車の導入拡大に積極的に努めてまいりたいと考えております。
◎大門水道局業務部経理課長 お答えいたします。
 当局におきましても、率先して環境に配慮した事業活動を展開し、環境保全型都市の実現に向けた取り組みが必要であると認識しているところでございます。
 したがいまして、低公害車に転換可能な車両につきましては、更新時に天然ガス自動車等への転換を進めてまいります。低公害車への転換ができないものにつきましては、排出ガスに窒素酸化物の少ない低NOX車とするなど、可能な限りそれぞれの用途に適合した車種を選定いたしまして、今後とも低公害車等の導入を進めてまいりたいと考えておる次第でございます。
◆床田正勝委員 ありがとうございます。
 私が思っておったのと同じ認識を持っていただけて大変うれしく思います。
 これは3月の民生保健委員会の予算市会の予算の中でお話をさせてもらったんですけども、今、低公害車と申しましても、今皆様方から御指導いただきました天然ガス、またハイブリッド、また一部ではメタノール、または電気自動車、燃料電池自動車、さまざまあるわけでございますけども、皆様方にぜひ御想像していただきたいんですけども、日本だけではなく、世界の自動車の開発技術、また消費者のニーズにおきまして、将来所有台数100%を占める車というのは何かと思われるでしょうか。まさかメタノール車とは思われないと思います。安全性の問題がございますので。あれは引火しますと、お日様の光を浴びまして透明に炎が燃えますので、引火したことが他人にわかりません。
 では、天然ガスでしょうか。天然ガスは先ほどお答えいただきました給油上の問題ですとか、あれはプラグで爆発させるのではなく、高温で爆発させるものでございますので、技術的に一般車と一部違うと思います。
 では、ハイブリッドカーでしょうか。ハイブリッドカーというのは、一番窒素酸化物が出やすいスタート時に、エンジンを爆発させるときに窒素酸化物が出やすいので、それを補うために電力をもってスタート、または補助するものでございます。電気自動車と申しましても今、充電の問題、コストの問題がございます。
 私は、将来的に燃料電池、もしくはそれ以上の技術を持った車がそう遠くない将来、所有台数100%を占めるものと確信をいたしております。また皆様方におかれましても、ぜひ御検討いただきますようによろしくお願いいたします。
 続きまして、広告料の収入について何点か質問させていただきます。これはきのうまでの3日間の間で何点か質疑がございましたけども、総括ということでさせていただきたいと思います。
 まず、広告料の収入につきまして、平成11年度決算におけます内容、もしくは前日減額されたというお話を伺ってますので、その減額の要因をあわせてお尋ねいたします。
◎溝辺交通局高速運輸部企画主幹 お答え申し上げます。
 広告料収入の平成11年度決算額は、67億3,370万4,000円でございまして、前年度の平成10年度の決算額の69億4,543万2,000円と比べますと約3%、2億1,172万8,000円の減収となっております。
 広告料の減収の要因といたしましては、各企業が景気低迷の影響を受けましてコスト削減を行ったことにより広告宣伝費が削減され、各媒体の広告掲出を中止したことが要因でございます。
 減収となりました主な項目といたしましては、バス関係では外側板広告などで2,844万円の減収、また地下鉄関係では駅看板などで1億6,186万3,000円の減収となっております。
◆床田正勝委員 ありがとうございます。
 この広告料の収入におきまして、先日の質疑の中で地下鉄並びにバス車両におきまして、その車体に企業のスポンサーの方を募って、その会社のイメージした絵というか、写真というか、それを張っておられるというお話をいただきましたけども、大体その車体の広告のいただける料金、またはその内容。そしてこの鉄道、バス含めまして、その広告の車両が一日当たりどれぐらい走るのかというのを伺いたいんですけども、今すぐに申し上げても多分あれだと思いますんで、交通局さんがお持ちの地下鉄・バスの総平均で結構でございますので、大体地下鉄1両、バス1台当たり一日どれぐらい走行されるのか、3つあわせてお尋ねいたします。
◎溝辺交通局高速運輸部企画主幹 お答えいたします。
 地下鉄のボディー広告につきましては、現在、御堂筋線の1編成で実施いたしておりまして、広告料金は1編成、月額200万円でございます。また、広告掲出の範囲は、1編成のすべての窓を除いた側面部分が広告の掲出可能な範囲でございます。また、御堂筋線の1編成の車両が1日に走行する平均走行キロ数は、約270キロメートルとなっております。
 次にバスでございますが、現在21両で実施しております。広告料金は1両、月額10万円でございます。また広告掲出の範囲は車両の前面と窓、屋根部分を除いた部分が広告の掲出可能な範囲でございます。バス車両1両が1日に走行する平均走行キロ数は、約86キロメートルとなっております。
◆床田正勝委員 ありがとうございます。
 今、お話を先ほど伺いましたら、バスの部分につきましては、正面の部分と屋根の部分がペイントされておられないということでございます。
 よく皆様方、選挙のときに候補者の街宣カーを見かけられると思うんです。車の上に所属政党と名前とを書かれた。皆様方あれを見られて手を振られるわけでございますけども、特に都市圏におきましては、この前と横だけでなく、まれに天井にも名前を書いたやつをやっておられるわけでございます。
 これはなぜかと申しますと、特に大阪などでは高層な市営住宅などが多い、またはこういったオフィス街が多い、高いところに人がたくさんいらっしゃるということで、このウグイス嬢の方の声が聞こえたときに、どなたかなとぴゅっと見られたときに天井に書いておったらだれか見えると、そういうふうなことでされるわけでございます。バスにおきましても、やはり大阪市のバスにおきましては、この都市圏を走るわけでございますので、ウグイス嬢さんの声がなくても、ぱっと下を見られたときに企業のイメージした車が走っておれば、当然、それだけ広報活動の一環となるかと思います。
 それで先ほど具体的な額、ちょっと余り建設的な質問でなかったかもしれませんけども聞かせていただきました。あれだけの額をいただいておられるのであれば、お金をいただくからにはしっかり市民に読ませるというプロフェッショナルな意識をぜひ持っていただきたいと思います。
 もし、私が企業の社長だと仮定しましたときに、バスのそういったスポンサーになったときに、側面と後方だけということでしたら、私はちょっと二の足を踏むかと思います。
 いいかどうかわからないんですけども、バス1台ペイントをして、企業さんに対してしっかりとした姿勢を示す。そして、いただくからにはしっかり読ませる、そういった姿勢を企業の方に示すことによって、より高い広告料をいただけ、また契約していただける件数がふえるのではないかと思います。
 これをいたしますと問題点といたしましては、今まで主に卵色と黄緑でペイントされておられました市バスのイメージが当然、市民の皆さんはお持ちかと思います。突然、企業の色に塗られたバスが来ますと、市バスかどうか迷われる方も当然いらっしゃるかと思います。そのはざまに立たれて、どちらに軸足を置かれるかというのは、これは当然問題になってくるかと思いますけども、やはりお金をいただいている以上、広報料としていただいている以上は、やはりそれなりの姿勢をびしっと企業の皆様にお示しする必要があるかと思います。
 この辺につきましてどのように思われますか、よろしくお願いします。
◎井本交通局自動車部長 お答えいたします。
 お尋ねのバスの屋根や車両前面を含めた広告についてでございますが、バスボディー広告の計画に取り組む際に、特にバスの車両全面に広告をすることにつきましては、委員先ほどおっしゃいましたように、お客様に市バスであるとわかっていただけるか、また対向する諸車の運転手に対して運転の妨げにならないかなどを配慮しながらやってきておりまして、今まで実施しなかったものでございます。
 しかしながら、バス車両の屋根や前面にデザインを施しますことは、先ほど委員から御指摘ございましたように、広告の効果が大きくなることによりまして広告価値も上がりますし、また広告料の増収にもつながるものと考えられますことから、市バスであることのわかりやすさを工夫しつつ、今後バスの車両全体にペイントする広告につきまして、デザインの専門家を交えた大阪市交通局車体広告デザイン審査委員会の意見も参考にしながら、前向きに取り組んでまいりたいというふうに考えております。
◆床田正勝委員 ありがとうございます。
 前向きに取り組んでいただけるというお話でございます。皆様方モータースポーツをテレビでごらんになられることがあるかと思うんですけども、特に、世界的に有名なF1では、その昔はイタリアは赤、イギリスは緑、フランスは青、そういったナショナルカラーでレースをされておられました。当然、スポンサーはこの自動車メーカーのタイヤメーカーさんや、オイルメーカーさん、プラグメーカーさんといった方々がお金を出しあって、そういった部品も出し合ってレースをされてました。それでレースで使われているということで、品質の高さ、また信頼性をアピールされて、皆様方収入を得られたわけでございます。
 あるときにJPSというたばこがあるんですけども、真っ黒に金色のパッケージなんですけども、そこの会社があるチームに契約を申し込まれまして、大幅なスポンサーマネーを出すから、その車体のナショナルカラーを外して、たばこのパッケージカラーにしてくれということでされました。そういたしますと、そのたばこが爆発的な売り上げを示しまして、それ以降、今のスポンサーカラーの車が走っておるということになっておるわけでございます。
 特に、大変細かい話になって恐縮なんですけども、F1の中でマクラーレンというチームがあるんです。そのチームというのは、大変、営業の方がしっかりしておられまして、スポンサーからお金をいただいたからにはしっかり読ませるというもとに、ペイントにおかれましては、つや消しを使っておられるんです。普通は皆さんステッカーなり、つや消しは普通のやつ使われると思うんですけども、つや消しというのは日光がどっから当たっても反射して見えないということは絶対あり得ない塗料なんです。
 そういった姿勢を示されて、これは極端な一例でございますけども、例として申し上げましたけども、そういったのもぜひ参考にしていただければうれしいかと思います。
 続きまして、平成13年度からのバス事業の規制緩和についてお尋ねいたします。
 まず、大阪市内で市バスと競合する民営バスがどのぐらいの地域で何社ぐらいいらっしゃるのか、まずお尋ねいたします。
◎小日向交通局自動車部運輸課長 お答えいたします。
 本市の北部の地域で京阪バス、阪急バス、阪神バス、また北東部の地域で京阪バスと近鉄バス、それから市の南東部で近鉄バスなど、在阪大手私鉄経営のバス会社4社と競合しております。
◆床田正勝委員 ありがとうございます。
 では、このバス路線別の営業係数で最も成績がよいのは、成績というか売り上げ、御利用の方が多いのはどちらか。また売り上げで大体ベスト10のうちで民営バスと競合される路線はどの辺か、あわせてお尋ねいたします。
◎小日向交通局自動車部運輸課長 お答えいたします。
 系統別営業係数で比較しました場合、最も成績がよいのは営業係数が69の支線95号系統、これは豊里団地前と上新庄駅前を結ぶものでございます。またベスト10のうち民営バスと競合いたしますのは、営業係数が71で第2位の大阪駅前と野田阪神前を結びます58号系統、これが阪神バスと競合しております。また、営業係数が72で第3位になっております新森公園前と上新庄駅前を結びます支線27号系統、これが京阪バスと競合しております。
◆床田正勝委員 ありがとうございます。
 13年度以降、また先ほど市長がお話がございましたけども、いろんな形で入ってこられるということで、いろいろ問題提示もしていただいておったわけでございますけども、この13年度以降の規制緩和で民間バスさんが参入された場合に、大阪市交通局さんの市バスが勝つという表現は余り適切でないかもしれませんけども、競争力を持っていただけるのでしょうか。その辺の御決意をぜひ局長の方にお願いいたします。
◎比嘉交通局長 お答えいたします。
 平成13年度にバス事業の需給調整規制が廃止されますと、これまで市バスがほぼ独占的に営業してまいりました市内に他の事業者が参入してまいりますことが予想され、その運行の仕方によりましてはバスのみならず、地下鉄利用者の転換なども考えられるなど、これまでにない厳しい事業環境に置かれるものというふうに受けとめております。
 他の事業者がどの路線にどのような方法で参入してくるかを予測するのは大変難しいわけでございますが、他の事業者の参入があっても市民生活に混乱が生じることのないよう市営バスが安定的に輸送サービスを提供しまして、市民の日常生活や都市活動を支える重要な都市基盤としての役割を今後とも果たしていく必要があると考えております。
 そのためには、競争に耐え得る経営基盤の強化が重要な課題であると認識しておりまして、公営交通事業改革調査委員会での検討を進めまして、本年度中に最終的なとりまとめを行った上で、それに基づきタイプ別の路線編成や運営方策の確立、またそれに対応した運賃制度の見直しなど、他の事業者との競争にも打ち勝てる抜本的な経営改善策の策定・実施に取り組むことといたしております。
 今後、規制緩和による厳しい競争の時代を迎えますが、規制緩和の目的がバス事業の活性化、効率化によって最終的には利用者の利便が向上することにあるということを念頭に置きながら、市営バスとして創意工夫を凝らして積極的、効率的な事業運営に努めてまいりたいと考えておりますので、どうかよろしくお願いいたします。
◆床田正勝委員 ありがとうございます。
 他の事業者とも競争に打ち勝てるような経営改善策の策定に取り組んでいただけるということで、大変心強い御答弁をいただきまして、どうも局長ありがとうございました。
 続きまして、不正乗車の防止のシステムについてお尋ねいたします。
 これはもう先日、御案内いただきまして、皆様方も御存じくださっていると思いますが、まず不正乗車による損害が幾らぐらいあるかという質問を本当はさせていただきたいんですけども、交通局の皆様におかれましては、市民の方、また利用者の方にそういった方はいらっしゃらないという御見解を当然お持ちだと思います。私もそのように思いますので、この質問はさせていただきません。
 それでこのシステムにおけますこの導入の目的と、その具体的な内容をあわせてお尋ねいたします。
◎桂木交通局高速運輸部営業課長 お答えいたします。
 定期券の入出場確認システムにつきましては、既に阪急、京阪、JR西日本、近鉄、南海、阪神の民鉄各社で実施されておりまして、交通局におきましてもすべてのお客様に正しく乗車していただきまして、公正で公平な御利用をしていただくことを目的として、平成13年3月24日土曜日から地下鉄・ニュートラムの全駅で実施することといたしております。
 このシステムの概要といたしましては、乗車駅で定期券を改札機に投入いたしますと、利用駅・利用日時・改札機入場といった磁気情報を定期券に記録いたします。そして、降車駅では乗車駅での改札機入場の磁気情報を確認いたしまして、情報のない定期券では出場できなくなります。また、定期券を同一駅で一定時間内に改札機に連続して投入するといった利用もできなくなるようにいたしております。
 また、主な機器の整備内容といたしましては、この入出場確認システムに対応できますように、既設の自動改札機及び精算機の改造、新型の自動改札機の導入を行うことといたしております。
 また、自動改札機を御利用いただくため、有人改札口につきましては、幅広の自動改札機を設置、もしくは既設の設備を活用いたしまして閉鎖いたします。また、このシステムの対象とする乗車券につきましては、地下鉄定期券、バス・地下鉄連絡定期券及び他社との連絡定期券といたしております。
 なお、システム実施にあわせまして、敬老優待乗車証を含みます大部分の無料乗車証につきまして磁気化を行うことといたしております。
◆床田正勝委員 どうもありがとうございます。
 詳しい内容伺えまして、本制度以外にも以前から少し問題になっておりました敬老乗車優待券、これが今まで紙だったわけでございますけども、それでいろいろお話が上がっていた時期があったんですけども、それもあわせてよくしていただけるということで、大変前向きに取り組んでいただけてると思っております。
 そこでそういった制度もしていただきましたので、もう一点ちょっと御提案なんですけども、ラッシュ時ですとかによく改札口の横で乗り越し料金の精算の機械が改札の横にあるかと思います。ラッシュ時はあそこに人がたくさん並んでおられて、大変混雑する光景をよく目にするわけでございますけども、例えばそういった機器の改善等を含めた制度もこのシステムには取り組まれないのでしょうか。また、この制度におきます利用者の皆様方の利便性の向上について、具体的にどのようなものがあるのか、あわせてお尋ねいたします。
◎新谷交通局高速運輸部長 お答え申し上げます。
 委員の方から今回のシステム実施に当たりまして、精算機でのお客様の不便の解消の問題ですとか、そのほかの利便性の向上についてどのように考えているかということでございます。
 今回、導入いたしますこの入出場確認システムでございますが、これの実施に当たりましても、既存の機器の改良等も含めて考えておりまして、そのうち今回導入いたします新型の自動改札機につきましては、カードをお持ちのお客様は精算機を使わなくても定期券と、例えばレインボーカード、こういったカードなどの2枚を改札機に同時に投入して精算処理できますので、よりスムーズな出場が可能となると考えております。
 さらに、導入いたします新型の自動改札機のうち有人改札口の方には、バリアフリーの観点から車いすが通ることのできるような幅広の自動改札機を、これは年次計画に基づきまして、順次設置してまいる予定でございます。
 このような利便性の向上もあわせて図るこの入出場確認システム、我々フェアーツーシステムという名称でPRしていきたいと思っておりますが、これをお客様に十分御理解いただく必要がございますので、今後は実施に向けましてポスターの掲出ですとか、チラシの配布など積極的なPR活動を行ってまいりたいと考えております。
◆床田正勝委員 どうもありがとうございます。
 バリアフリーの観点からも、本制度にいろいろなことを導入していただけるということで、大変うれしく思います。
 当初、私、不正乗車という余り前向きでない言葉を使ってしまったわけでございますけども、やはり今現在、交通局の皆様方が汗をかいていただいて、利用者を目的地まで安全に運んでいただくよう、今頑張っていただいております。交通料金というのは、その当然の対価であると私は思っておりますので、本制度も日時は決まっているように伺っておりますので、よりよいものをつくっていただけますようによろしくお願いいたします。
 続きまして、初日の交通局さんの決算の利用者の収入減の原因の一つとして、携帯電話の普及という言葉が出てまいりました。私もまだまだ勉強不足でそれが直接の原因たるものかどうかはあれなんですけども、もしそれが原因であるのならば、その収入減の原因である携帯電話を逆手にとって収入増に転じるための策を、ぜひ講じてみてはどうかと思うわけでございます。
 どういうことかと申しますと、今、若い方を中心に携帯電話は大変普及しております。皆様方もお持ちだと思いますが、今、インターネットを初めいろんな情報がコンピューター、デスクパソコンのみならず携帯パソコン、または携帯電話の方にまで情報を発信していただけるようになりました。今、携帯電話の性能向上、またそういったサーバーの方の多数参入によりまして、今、携帯電話を使った情報というのは想像以上の情報を携帯電話1個で入手することができます。
 そこで、この携帯電話にぜひ地下鉄の時刻表なり路線、またはバスの時刻表や路線、また接近情報、さらには市営交通全般にわたっての情報やサービス提供、これらをすることによりまして、市民の皆様方に大阪市交通局事業をより身近に感じていただきまして、利用していただく頻度がふえるのではないかと思いますけども、どのようにお考えでしょうか。よろしくお願いします。
◎高戸交通局総務部技術主幹 お答えいたします。
 私ども交通局では地下鉄・ニュートラム・バスを便利に御利用いただきますよう乗車経路や時刻表などを提供いたします情報案内システム、レインボーネットと申しますが、この端末を地下鉄駅構内やバスターミナル、市営交通案内コーナーなど市内17カ所に設置してございます。
 また、このレインボーネットの内容でございますけれども、インターネットを通じまして御家庭のパソコンでもごらんいただけるようになってございます。
 委員御指摘のように、今般携帯電話が大変普及してまいりまして、これによりNTTドコモのiモードに代表されますように、インターネットに接続することも可能となってございます。この携帯電話にバスの接近情報や地下鉄、バスの時刻表、沿線の御案内やお知らせなど、レインボーネットの一部の内容が提供できれば、市民や乗客の皆様に大変便利になると思われます。
 こういったシステムを実現しますには、大量に発生いたしますバスの運行データの処理やシステムの改造が必要となるなど、技術的や経済的な課題がありますが、お客様の多様なニーズに対応していくため、この新しいシステムの調査・研究に前向きに取り組んでまいりたいと存じます。どうぞよろしくお願いいたします。
◆床田正勝委員 ありがとうございます。
 歓送迎会ですとか、忘年会ですとかで楽しい時間を過ごすときは、ついつい時間の経過を忘れがちでございます。駅のホームまで走られて、しんどい思いをされた方は私だけではないと思うんです。そういうときに話をしながら時刻表なり、またいろんなサービスが見れるということは、さすが大阪市と言っていただける要因の一つではないかと思います。
 今の我が自由民主党も国会の方で5年以内には情報の最先端の国となれるようにという、我が党総裁の御発言がございましたけども、ぜひ大阪市におきましても同じようなお気持ちを持っていただけたらうれしく思います。
 これで私の質問は終わらせていただきます。ありがとうございました。