平成10年度決算特別委員会(公営)平成11年9・10月 - 10月07日−05号

◆床田正勝委員 自由民主党の床田正勝でございます。
 初日に質問させていただきましたけれども、その中で時間的な関係で質問できなかったこと、もしくは質問させていただきました中で、もう少し詳しく伺いたいことを含めて30分いただくことになりました。よろしくお願いいたします。
 まず初めに、祝祭日におけます国旗の掲揚について水道局、交通局両局さんにお尋ねいたします。
 私は祝日・祭日、家の前に国旗を掲揚させていただく、これは平素からの生活習慣でございます。これは今さらお尋ねさせていただくまでもないこととは存じますが、先日の国旗・国歌法の施行を受けまして改めてこの場で交通局、水道局両局さんの全関係施設の国旗の掲揚ぐあい、この現状をお尋ねいたします。よろしくお願いします。
◎深見交通局総務部総務課長 お答えいたします。
 祝日の国旗の掲揚についてでございますけれども、まず車両関係につきましては、バス車両では一般路線バスの全車両の前面の角のバンパー付近に2カ所掲揚してございます。次に、地下鉄・ニュートラム車両につきましては全列車の先頭車及び後尾車に各2本を掲揚いたしております。
 また建物関係でございますが、庁舎関係につきましては本局庁舎を初め各事業所におきましても掲揚いたしております。
◎岡本水道局業務部庶務課長 お答えいたします。
 水道局におきましては扇町の本庁舎、8営業所、3浄水場、4工事事務所の施設がございまして、そのうち扇町の本庁舎において祝日に国旗を掲揚しておりますが、それ以外の施設では現在掲揚いたしておりません。
◆床田正勝委員 ありがとうございます。
 それでは今交通局、水道局両局さんにお尋ねいたしましたが、関連いたしまして大阪市関係全施設の掲揚状況をお尋ねいたします。よろしくお願いします。
◎浅井総務局行政部総務課長 お答えいたします。
 交通局、水道局庁舎以外の庁舎の祝日における国旗の掲揚状況でございますが、この中之島の本庁舎や消防局庁舎につきましては国旗の掲揚を行っているところでございます。なお駅前第2ビルやWTCに入っている部局につきましては、テナントビルという事情もございまして掲揚いたしておりません。また区役所につきましては、現在8区役所におきまして祝日に国旗の掲揚を行っておる状況でございます。以上でございます。
◆床田正勝委員 ありがとうございます。
 ただいまの御答弁の中で、現在各24区役所の中において8区役所のみ掲揚していただいているというお答えをいただきましたわけでございますが、この現状におきましてどのようにお考えでいらっしゃいますか、御担当の市民局の方にお尋ねいたします。よろしくお願いします。
◎上平市民局市民部区政課長 お答え申し上げます。
 区役所における祝日の国旗掲揚につきましては、近年法制化についての議論が進んできた中で新たに掲揚を始めた区も含めまして、現在8区で掲揚しているところであります。私どもといたしましては国旗・国歌が法制化されたことにつきましては十分認識しているところでございまして、区民の皆様の気持ちのあらわれとして国旗掲揚が実現できるよう引き続き努めてまいりたいと考えております。
◆床田正勝委員 ありがとうございます。
 この国旗掲揚の件に関しましては私はすべての施設に掲揚してほしいとはこの場では要望いたしません。なぜかと申しますと、こういう公の場でさまざまな形で要望いたしますと、その言葉じりの中でいろいろな物議を醸し出す可能性があるからでございます。
 ただこれからの21世紀の国際社会を生きていく子供たちに、国旗・国歌を含めた正しい歴史の認識と国旗・国歌を尊重する態度や気持ち、これを養っていただきたい。そして私たちの年代は祖父母や両親にそういった正しい認識を教わってまいりました。そういったことを伝えるのが私たち大人の義務と考えております。
 この件に関しまして要望でなく、私個人の気持ちの投げかけとしてとどめさせていただきます。
 続きまして、大阪外環状鉄道計画についてお尋ねいたします。
 この大阪外環状鉄道計画につきましては現在城東貨物線として使用されておる城東貨物線を利用し、その旅客線化を図りながら既設10路線と連結し、都心部ターミナルの集中緩和に貢献すると考えられます。また大阪市東部地域の放射状鉄道路線を有機的に結び、南北の流動の促進を図るとともに、新大阪へのアクセスを含めた通勤・通学が大変便利になる広域鉄道ネットワークの形成に必要な路線であると私は考えております。これらにおきまして、公共交通については地下鉄やJR、私鉄など鉄道を中心としたネットワークの強化を目指す総合計画21にまさに合致するものであります。
 そういった交通形態の中で、御関係であります計画調整局さんにぜひお尋ねしたいわけでございますけれども、平成17年事業完成、そして平成18年の開通予定と伺っております。ただ出資比率の割合が28.7%でございまして筆頭株主にとどまっております。ですから地下鉄のようなさまざまな形での強い要望とかはさせていただけないと思うわけでございますけれども、ぜひ平成18年開業までに大丈夫ですという心強い御答弁と、そして筆頭株主として平成18年までにどのような形でこの事業を引っ張っていただけるのか、その決意をよろしくお願いいたします。
◎松野計画調整局計画部企画主幹 お答えいたします。
 大阪外環状鉄道の整備につきましては、本年2月に工事施行認可を受けた都島〜久宝寺間におきまして、建設主体の大阪外環状鉄道株式会社が9月に本格工事に着工したところでございます。全線完成に向けましては残る都島〜新大阪間の工事施行認可申請が行えますよう整備課題に適切に対応していく必要がございますが、本区間におきましては主に在来の盛土や構造物が活用できることから、全線の工事完成予定時期を平成17年度末とし平成18年度には開業できるよう全力で取り組んでまいります。
 また、建設主体の大阪外環状鉄道株式会社に関しまして大阪府、JR西日本とともに筆頭株主でございます大阪市といたしましても本事業の実現及びJR西日本による運営が円滑に行われますようさまざまな調整課題の解決に向けまして大阪府、JR西日本を初めとする関係者間での力強い牽引役となるくらいの意気込みで努力してまいりたいと考えております。どうぞよろしくお願いします。
◆床田正勝委員 ありがとうございます。
 先ほど申しましたように、筆頭株主ということで8号線のようにさまざまな具体的な形での要望は強くさせていただけないと思うんですが、やはり建設工事中、または開業後の安全対策、環境対策、並びに自転車の駐輪場の問題、またはお年を召された方や体の不自由な方々へのやさしい駅づくり、これをぜひ8号線にまさるとも劣らないハイクオリティーな形でぜひ実現していただきたいと思うわけでございますので、よろしくお願いいたします。
 引き続きまして急行列車の運行についてお尋ねいたします。
 大阪市総合計画21、第4章まちづくり計画、第8節確固たる都市基盤の中におきます輸送サービス向上の欄でございますが、この中に次のような一文がございます。今後新たに整備する地下鉄道における急行列車の運行について研究する、という一文がございますが、この趣旨を詳しくお願いいたします。
◎村田計画調整局技術監兼計画部交通空港政策課長 お答えいたします。
 マスタープランに書いてあります地下鉄道における急行列車の運行につきましては、市内の公営地下鉄路線を初め、都市間の鉄道が市内に乗り入れたり、お互いに相互直通する地下路線におきまして各駅停車でない列車が運行できるかできないかということについて研究するという趣旨であると認識いたしております。
 急行列車運行のケースとしましては、市内に地下式の新線を整備し、その区間の中で幾つかの駅を飛ばして運行する場合や、地下式の新線区間に郊外の私鉄路線から来た急行列車が乗り入れるという場合が考えられます。
 マスタープラン策定当時、輸送ニーズが多様化していることなども踏まえまして輸送サービスを向上していく一環として、新線の計画に当たってはその時点での需要のパターンを踏まえながら急行列車の運行の可能性について研究するということであると理解いたしております。
◆床田正勝委員 ありがとうございます。
 何度もお話させていただきますが、地下鉄8号線につきましてもこの本文の中にあります地下鉄道の1つであると考えられます。交通局といたしましては、この8号線の計画に当たりまして急行列車の運行をどのようにお考えだったでしょうか。よろしくお願いいたします。
◎伊藤交通局総務部技術主幹 お答え申し上げます。
 8号線は大阪市東部を縦断し、地域に密着した地下鉄として整備するものでございまして、井高野地区などの鉄道利用の不便な地域を解消いたしまして地下鉄ネットワークを強化する路線でございます。8号線の利用形態といたしましては8号線沿線から8号線に乗車し、既設地下鉄などに乗りかえまして都心に向かう利用が多いと予測しておりまして、利用形態から各駅に停車することといたしまして計画しているところでございます。
◆床田正勝委員 ありがとうございます。
 先ほどの本文にもございましたが、今後新たに整備する地下鉄道において研究するということでございますけれども、今後の新線計画におけます急行列車の運行についてどのようにお考えか、よろしくお願いいたします。
◎村田計画調整局技術監兼計画部交通空港政策課長 お答え申し上げます。
 今後新しく整備する路線におきまして、私鉄も含めた広域的なネットワークの中で、郊外から市内の主要な拠点に多くの方が早く到着したいというニーズがある路線につきましては、急行運転の必要が出てくる可能性があると考えておりまして、今後ともマスタープランにある急行運転の趣旨を尊重しながら鉄道の事業化につきまして調査検討を行ってまいりたいと考えております。
◆床田正勝委員 ありがとうございます。
 御答弁の中でもございましたように、私も地下鉄において急行列車が果たしていいのかどうか、それはその地域の実情ややっぱりニーズに応じて必要性は変わってくると思います。当然この鉄道におけます急行をするとなりますと技術的な問題やまたは採算面、こういった現実的な問題にも直面すると思います。そういった問題をたとえ横に置いたといたしましても、急行列車の問題というのはやはり大変市民の方にとって興味があって、またもし実現できればと夢が膨らんでくる話題の1つであるかと思います。マスタープランの中にもしっかりと明記されているわけでございますので、今後必要な路線が出てまいります際には、御検討をよろしくお願いいたします。
 引き続きまして、高度浄水処理について何点かお尋ねいたしたいと思います。
 大阪市の水道につきましては、明治28年通水以来1日も休まれることなく私たち市民の毎日の生活、そして都市活動を支えていくために安全でおいしいお水を毎日安定して届けてくださいました。このことに関しましては本当に市民を代表いたしまして心よりお礼申し上げ、そして関係各位の皆様方に心より敬意を表したいと思います。
 私たちの東淀川区におきましてはまだ高度浄水処理はないわけでございますけれども、この段階でも大阪市の水は日本一おいしいと思っております。この水で御飯を炊けば大変おいしい御飯をよばれることができます。そして大阪市の水でのどを潤したあとの水割り、これも格別でございます。東淀川区におきましては来年におきましてこの高度浄水処理が導入されると伺っているわけでございますけれども、この高度浄水処理の導入効果並びにこの施設の整備の進捗状況についてお尋ねいたします。よろしくお願いします。
◎速水水道局工務部工務課長 お答え申し上げます。
 高度浄水処理水通水後の高度浄水処理水と通常処理水の水質を比較いたしますと、トリハロメタンは大幅に減少し、カビ臭も高度浄水処理水では完全に除去できております。そのほか水の味覚に関する有機物等は半分程度となり、さらに農薬等の化学物質やクリプトスポリジウム等の病原性微生物に対する安全性が向上するなど、総合的な水道水質の改善を図ることができております。
 また、現在の進捗の状況についてでございますが、柴島の浄水場上系、豊野浄水場とも今後工事の仕上げ段階に近づいてきておりまして、平成11年度末に遅延なく市内全域に高度浄水処理水を通水できるよう工事の進捗とともに設備の試運転に手がけておるところでございます。どうぞよろしくお願いいたします。
◆床田正勝委員 ありがとうございます。
 工事の事情により大阪市における高度浄水処理の導入が3ブロックに分かれて、今現在時間差のもと導入されているわけでございますが、この給水時期に差が生じた理由並びにその期間の水質の格差についてお尋ねいたします。よろしくお願いします。
◎速水水道局工務部工務課長 お答え申し上げます。
 高度浄水施設の建設につきましては、既存の浄水施設の間に挟み込む形で建設いたしますため浄水系統の停止を伴う場合がございます。一方市内への給水を継続しながら施工する必要がございますため、全系統で同時に施工いたしますには多くの制約があり、各系統でそれぞれ異なった施工時期とする必要がございました。
 施工の順序につきましては、各系統の原水水質及び施工に伴います浄水施設の停止の影響並びに他の工事との工程調整などを考慮して決めましたことによりまして、やむを得ず高度浄水処理水の給水区域と通常処理水の給水区域が同時期に存在する時期が生じました。
 このため高度浄水処理水通水までの期間におきます通常処理水におきましては、凝集沈殿処理後に塩素を注入いたします中間塩素処理によりましてカビ臭とトリハロメタンの量を減らすことに努め、さらにカビ臭が強くなるときには浄水場で粉末活性炭を注入するなど、水質格差の緩和に最大限努力してまいったところでございます。どうぞよろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。
◆床田正勝委員 ありがとうございます。大変よく勉強させていただきました。
 それでは最後に柴島浄水場は東淀川区にあるわけでございますけれども、その東淀川区がこの高度浄水処理、一番最後になりました理由につきまして、詳しくよろしくお願いいたします。
◎小苗水道局工務部長 お答えいたします。
 まず東淀川区を初めといたしましてまだ高度浄水処理水が通水されていない地域の市民の皆様に対しまして、高度浄水処理水の通水がおくれましたことをおわび申し上げます。
 現在、ただいま課長申し上げてましたように最終段階に来ておりますので、来年の春には確実に通水してまいりますのでよろしくお願いいたします。
 委員御指摘のように東淀川区の給水は柴島浄水場からやっております。この柴島浄水場と申しますのは本市3つの浄水場ございますが、一番処理能力が大きゅうございまして 118万トン、毎日つくる能力があるわけでございます。施設的には淡路寄りの上系と、それから淀川寄りの下系とございまして、市内の給水を一刻たりともとめることなく施工する必要がございますので、給水量を確保の面からも上系と下系を同時に工事着手することが不可能な状況でございました。上系におきましては高度浄水施設整備工事におきましては先発系の、先発系と申しますのは平成5年から着工した部分と、平成7年度から着工した後発組と2つございます。この先発組の平成5年からの工事ですと、その施工期間中に柴島浄水場では配水池の増設工事でありますとか、第2配水ポンプ場の改良工事を行うこととしておりまして、この施工に当たりましては稼働中の浄水処理系を停止しながら進めていく工事でございましたので、高度浄水施設工事と同時に施工するということをいたしますと、上系で受け持つ給水量の確保、あるいは工事用進入路の確保といったことができないという状況でございまして、そういうことで下系から工事をやらせていただいたわけでございます。そういうことから柴島の上系から多くの給水をしております東淀川区がおくれたということでございます。
 しかし、東淀川区を初めといたしましてまだ高度浄水処理水が通水されておりません市民の皆さん方に対しまして、一刻も早くこの水質格差を解消しなければならないという思いから高度浄水処理水の通水時期の間隔が短くできますように配水運用計画等を再度詳細に検討いたしまして、平成9年度一部通水、平成12年度全量通水といいます最初の計画でございますが、これを大幅に見直しまして系統ごとの通水時期の間隔を3年から2年に短縮して後発系の建設の完成時期を1年早めまして11年度完成としたわけでございます。そういうことでございますので、よろしく御理解のほどお願いいたします。
◆床田正勝委員 ありがとうございます。
 一日も早く日本一ではなく、世界一おいしいお水が飲めることを心待ちにしております。ここに要望させていただきます。
 これで質問を終わらせていただきたいと思います。ありがとうございました。