平成10年度決算特別委員会(公営)平成11年9・10月 - 10月04日−02号

◆床田正勝委員 私は、東淀川区からこのたびの4月の統一地方選挙で当選させていただきました自由民主党1期の床田正勝でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 では、質問を始めさせていただきます前に一言お願いがございます。質問させていただきました際、御答弁のとき質問の繰り返しは時間の関係上できましたら御容赦賜りますように、たくさん質問させていただきたいことがございますので、どうぞ御協力のほどよろしくお願いいたします。始めさせていただきます。
 平成元年、大阪市は市制施行 100周年を迎えました。そこで、大阪市のさらなる発展を目指し、平成2年西尾前市長のもと大阪市が持つ住み、働く場としての魅力、すなわち住と職の魅力の一層の向上を図るとともに、文化、ゆとり、アメニティーなどの遊の充実、強化を目指し、住、職、遊のバランスのとれたまちづくり、子供から大人までだれもが誇りと愛着を持って暮らせるまち大阪、世界に貢献し、国際社会の中で信頼される都市大阪を実現するため、大阪市総合計画21が策定されました。市民、行政、議会が一体となってこの計画に基づくよう今現在取り組んでおるところでございます。
 この計画内におきまして、文化、ゆとり、アメニティーなどの遊の充実、強化を目指し、交通局さんでは平成8年3月20日から1枚のカードで地下鉄、ニュートラム、バス、私鉄4社と共通利用できる新開発システム、スルッとKANSAIシステムがスタートいたしました。このシステムは、大変画期的ですばらしく、市民生活に大きく貢献されました。実現に取り組まれました方々に心より敬意を表したいと思っております。
 そして、これに関しましてスルッとKANSAIシステムにつきまして何点か御質問並びに提案をさせていただきたいと思います。
 まず、このスルッとKANSAIシステムでございますが、平成11年鉄道、バス等を合わせまして25社の参入予定でございます。実現いたしますと、鉄道におきましては 800キロ、バスにおきましては 3,200キロを超える範囲で利用できる、まさに日本を代表する交通システムであり、21世紀を迎えるにふさわしい交通施設であると私は思っております。
 さらに、今後利便性の向上を目指し、または市民の方々にもっと愛着を持っていただく意味で私は3点ほど御提案をさせていただきたいと思います。
 まず1点目でございますが、今スルッとKANSAIシステムのパンフレットを見せていただきますと、御自分で持参していただきますと写真やイラストをスルッとKANSAIのカードに約1カ月程度で複写していただき、オリジナルのカードをつくっていただけるように伺っております。平成9年12月の段階では、21種類のカードを御用意いただいていると思いますが、このオリジナルのカードの作成は大変すばらしいものであると思います。
 ただ、1カ月という期間がどうしても私自身かかると思いますので、もっと手軽に早くできるようなシステムをつくっていただけないか、まずこれを交通局さんに御質問いたします。よろしくお願いします。
◎田中交通局総務部企画主幹 お答えします。
 現在、レインボーカードの製作に当たりましては、お客様にとりまして魅力的なもの、また見て楽しんでいただけるようなデザインが大事であると考えておりまして、種々工夫を凝らしているところでございます。
 今後、お客様が思い出や記念となるデザインのレインボーカードを気軽に短時間で製作できるよう、お客様が持参された写真やイラストを係員がスキャナーで読み取りまして、これを無地のレインボーカードに直接印刷できる機器の設置に向け現在検討しているところでございます。来年度中には何とか設置したいと考えております。
◆床田正勝委員 ありがとうございます。
 来年度中には設置をしていただけるという、大変心強い、ありがたい御答弁をいただきました。そして、この来年度中に実施していただけるこの技術的な裏づけを持ちまして、もう一点御提案させていただきたいと思います。
 まず、レインボーカードでの市施設に関するもの、人物の複写、並びに市施設への機械設置でございます。これは具体的にどういうことかと申しますと、今現在若い方に大人気でありますプリント倶楽部、プリクラでございますが、このプリクラのレインボーカード仕様とお考えいただきたいと思います。
 まず、この機械を大阪市関係施設、市民の方々がよく集まっていただく施設に設置していただく。そして購入希望価格を機械に入れていただき、そして自分でオリジナルカードをつくっていただく、そして文字を入れていただく、フレームを入れていただくことにより、その場で撮影し、今現在市販でありますプリント倶楽部のように1分以内でシールならぬレインボーカードをぜひ実現させていただきたい。そうすれば、若者への浸透も大変見込まれると思います。
 それとフレームでございますけれども、今現在フレームはいろんな柄があります。ただ、大阪市におきましては一歩先を行った考えでいきたいと思っております。例えば、大阪城にこの機械を設置していただくのであれば、豊臣秀吉と一緒に写真が撮れたり、または海遊館であればジンベエザメ、鶴見緑地であれば花ずきんちゃん、大阪市役所でありましたら磯村市長、そして各区役所であれば選出議員、そういった方々と一緒にレインボーカードを撮っていただけるようにすれば大変若者に浸透すると思います。ぜひ御答弁よろしくお願いいたします。
◎黒川交通局高速運輸部企画主幹 お答えいたします。
 お客様自身の操作によってカードを製作する機械を導入いたしますためには、一般のプリクラのように撮影したものをそのままシールに印刷する機械に磁気化券でございますレインボーカードに印刷する機能をミックスしたような異なるハードウエア、及びソフトウエアを組み合わせたタイプの機器が必要でございますので、テスト等も含めまして時間等経費を要するものと思われます。
 しかしながら、ただいま委員御指摘の趣旨に合うような機器を集客施設に設置いたしますれば、より手軽に記念となるカードが製作でき、増収効果も考えられますので、先ほどお答えいたしました新たな機器の設置の結果も参考にしながら継続して検討、調査してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
◆床田正勝委員 ありがとうございます。
 今から時期的なものとかわかりませんが、その市場のプリクラよりももっと人気のあるものがあるか、もしかこの計画がその実現するときに時代のニーズに合うか、そういった時代の流れも見ながらぜひ前向きに御検討いただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
 もう1点でございますが、このレインボーカードの使用範囲の拡大について御提案申し上げます。
 大阪市は、2008年大阪オリンピック招致実現を目指しておりますとともに、国際集客都市を目指しております。そういった中で、このレインボーカードが鉄道システムだけではなく大阪市関係全施設、ひいては参加25社関係全施設の入場、もしくは使用に使えればこれはまさしく画期的なカードであり、国内外から大阪を訪れていただく方、または市民の毎日の生活の中で利便性は大変向上し、目を見張るものがあると思います。そしてまた、それに機械導入に及びます経済効果も大変はかり知れないものがあり、今現在の景気対策の一環になるかと思いますし、さらに先ほど多賀谷委員の御質問の中で御答弁がありましたように、財政面がいまいち思わしくないような先ほどお話を伺いました。
 そういった中で、交通利用者の拡大、さらに市施設入場者の拡大、ひいてはこのカードが実現しましたら入学祝いや入園祝い、そういったプレゼント等に御利用いただける使用範囲がさらに拡大すると思います。ぜひ実現に向けて前向きに取り組んでいただきたいと思います。御答弁よろしくお願いいたします。
◎田中交通局総務部企画課長 お答えいたします。
 ただいま委員御提案のスルッとKANSAI対応カードの利用範囲の拡大につきましては、これが実現いたしますと利便性はさらに向上し、非常に画期的なシステムになるものと考えておりますけれども、現行法制度上などではさまざまに解決すべき課題がございます。
 まず、私どもの方のレインボーカードのストアードフェアカードは、直接改札機に投入して使用できる乗車券でございますので、このカードを乗車券以外の目的に使用することが可能かどうかといった問題がございます。この問題につきましては、監督官庁である運輸省と十分協議する必要がございます。
 また、レインボーカードのようなプリペイドカードにつきましては前払式証票の規制等に関する法律がございまして、プリペイドカードの購入者の利益保護、あるいは信用の維持を図る目的から、国や地方公共団体を除くカード発行者に対しましては供託金の拠出などの義務が課せられてございます。
 しかしながら、スルッとKANSAI対応のストアードフェアカードは乗車券との位置づけでこれらの義務が除外されておりまして、御提案のように使用範囲を拡大するということになりますと、現在のように乗車券と位置づけることができなくなることも考えられますので、その場合につきましては民間の事業者に対して供託金の拠出などの義務が課せられることとなりまして、これが事業者の大きな負担になることが予想されます。
 そのほかにも、セキュリティーの確保の問題でありますとか、機器の設置場所、設置費用の問題、また精算をどう行うか、こういった検討すべき課題はいろいろございますけれども、委員御提案のカード使用範囲の拡大が実現いたしますと、スルッとKANSAIの利便性が向上し、魅力あるカードとなりますので、今後これらの課題の解決に向けスルッとKANSAI参加各社にも諮りながら、実現のための研究、調査を進めてまいりたいと考えてございますので、よろしくお願いいたします。
◆床田正勝委員 ありがとうございます。
 今現在でも、世界に誇れる交通システムであると私は思っております。今、私が御提案させていただきましたような大阪市を初め参加25社の関係施設で使えるものであれば、市民の方に喜んでいただけるのは間違いなく、そしてまた21世紀を迎え、キャッシュレス時代、カードでどこでも行ける、電車に乗れる、施設に入れる、買い物ができる、そういった時代の幕開けになるかと思います。
 これから、数々の障害や問題があるかと思いますが、ぜひ実現に向けて私自身いろいろこれから勉強していきたいと思っておりますので、どうぞ皆様方御協力よろしくお願いいたします。
 続きまして、大阪都市計画都市高速鉄道8号線について御質問いたします。大変恐縮でございますが、以降、大阪都市計画都市高速鉄道8号線を8号線と呼称させていただきます。御答弁の際にはぜひ御協力よろしくお願いいたします。
 まず、この8号線でございますが、既成市街地で人口が高度に集中いたします大阪市東部におきまして、都心に対し放射線上に整備されている既設地下鉄、JR、京阪の鉄道と連結することによりまして、放射線路線の混雑緩和や大阪市東部の移動を円滑にするとともに、同地域のまちづくり、活性化に寄与する路線であると私は認識いたしております。
 この8号線、平成18年の開業予定で今進んでいただいておる旨伺っております。私の地元であります東淀川区の区民の皆様方も大変心待ちにしていただいております。一日も早い開業をお願いしますとともに、ハイクオリティーの地下鉄8号線を望んでおるわけでございますが、その中で建設工事中並びに開業後の安全対策、環境対策につきましてぜひ御質問させていただきます。
 この中で、環境影響評価並びに今大変問題になっておりますコールドジョイント、この2点も踏まえましてぜひ御答弁よろしくお願いいたします。
◎太田交通局建設技術本部建設部土木課長 お答えさせていただきます。
 最初に、安全の確保につきましては、まず請負業者の方に対しまして安全対策を含めました詳細な施工管理計画を立案させまして、現場におきましても専任の巡視スタッフを常駐させるなど、施工管理、安全管理に努めるよう指導してまいる所存でございます。
 さらに安全工事を進めるべく、当局といたしまして、当局職員が業者の立てました施工管理体制をチェックし、随時巡回してまいる、現場を指導してまいる考えでございます。
 また、本局サイドといたしましても、部長監査や土木課パトロールなど、随時機会あるごとに現場へ赴きまして、安全指導、安全意識の高揚に努めてまいる所存でございます。
 続きまして、環境の保全につきましては、事前に行いました環境アセスメントの趣旨を踏まえまして、周辺に及ぼします影響をできるだけ小さくするよう努めさせていただきます。特に、工事に際しましては、まず沿道説明会を開かさせていただきまして、工事の方法を十分に説明し、住民の方の意見や御要望を伺います。特に、工事中の苦情や御意見に際しましては、交通局の現場に沿道担当者を設け、業者の方にも沿道担当者を設けまして、お互いに協力いたしまして現地に当たりたいと考えております。
 また、工事中の沿道建物被害につきましては、事前調査を行いまして工事後影響が出ましたら修復、補修等をさせていただきます。また、工事中は日常生活に支障が生じます場合には直ちに補修するという対応で行いたいと思います。
 次に、コールドジョイントにつきましては、当局では従来より1区画のコンクリートの打ち込みは必ず連続するように打ち込むことにしております。業者が生コン工場を選定いたします際には、運搬時間や製造能力に問題がない工場を選定するようにいたしまして、連続した打ち込みができるようにしております。特に重要な躯体構造物につきましては、当局の監督員が立ち会いまして、このようなコールドジョイント等の問題が生じないようにしてまいる所存でございます。
 最後に、建設工事中のみならず、開業後の安全対策、環境対策につきましても、市民の皆様方に御迷惑をおかけしないよう万全を期してまいりたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。
◆床田正勝委員 ありがとうございます。
 大阪市の一番の財産は、市民の方々の健康であると思います。と同時に、地下鉄8号線も市民の方々の快適で安全な足であると思います。どうぞ、両方とも共存していくようなすばらしい形での実現をよろしくお願いいたします。
 引き続きましてでございますが、今現在、大阪市全区におきまして、地下鉄を含め、私鉄各駅におきまして少なからず駅前の自転車放置問題が問題になっておるかと思います。
 大阪市総合計画21、第4章まちづくり計画、第8節確固たる都市基盤の中に次のような一文がございます。「自転車は、日常生活における手軽な交通機関であり、安全に利用できるよう道路整備をはかるとともに、利用マナーの向上に努める。また、鉄道駅や大規模店舗など、日常生活利便施設の周辺において自転車駐車場の設置を誘導する。」、こういった一文がマスタープランに書かれております。この一文を踏まえながら、8号線各駅の駅周辺の自転車置き場の設置問題につきましてよろしくお願いいたします。
 恐れ入ります。管轄であります建設局の方から御答弁よろしくお願いいたします。
◎宮田建設局土木部交通安全施設課長 お答えいたします。
 8号線の開業によりまして、新たに開設されます駅には通勤・通学など多くの乗降客が見込まれます。それに伴いまして、多くの自転車が駅に集中することが予想され、新駅周辺におけます自転車駐車場の整備が必要であると考えております。
 新駅における自転車駐車場の収容台数の考え方でございますが、通勤・通学目的の自転車利用台数を基本といたしまして、今後各駅の特性を考慮しまして、収容台数を定めてまいりたいと考えております。
 また、設置場所につきましては、できる限り駅に近い場所での設置を調査、検討していきたいと思っております。公共用地などの確保が困難な場合もございます。そういう場合には、新駅の駅施設との一体整備を行うことによります地下空間の有効利用を検討していきたいと考えております。
 なお、自転車駐車場の設置に当たりましては、周囲の環境に配慮しながら整備を行いたいと思います。
 また、将来開業時においてでございますが、放置自転車禁止区域の指定及び自転車駐車場の有料化につきましては、地元の方との調整などを行った上で実施について検討してまいりたいと考えております。
 なお、駅周辺において放置自転車禁止区域を指定する場合は、おおむね半径約 300メートルの範囲を指定しております。さらに、自転車駐車場の有料化を行う場合は、駅に集まってきます自転車の総台数が施設台数を上回っており、有料化に伴う削減効果を見込んだ台数の施設整備が完了している駅において実施しております。
 8号線開業に係ります自転車駐車場の整備につきましては、財源の確保や整備方法など解決すべき課題がございますが、今後とも関係先と十分協議いたしまして、利用者の皆様が使いやすく、安心して利用できる施設整備の実現に向けまして、また駅周辺の方々に御迷惑をおかけしないように努力してまいりたいと考えてございます。
◆床田正勝委員 ありがとうございます。
 私の東淀川区でも、どちらの路線、どちらの駅とは申しませんが、駅前の放置自転車大変問題になっております。お年を召された方々の通行や車いすを御利用の方並びにベビーカーを押しながら歩いておられるお母さま方、そういった方々の通行が大変困難になっておる駅もございます。ぜひ、そういった方々と地下鉄8号線がうまいことハーモニーを奏でるような形で前向きに進んでいただきますようによろしくお願いいたします。
 続きまして、市民の方々の安全対策について少し突っ込んで質問させていただきたいと思います。この市民の方々が駅並びに鉄道を御利用の際、当然ホームを御利用になるわけでございますけれども、駅の乗客の方々の駅のホームからの転落防止対策について2点ほどお尋ねいたします。
 市民の方々がホームを御利用になられましても、いつ、どのような外的要因で落下されるかは知れません。そういった未然の対策につきまして、どのようにお考えなのか、他事業者の現状及び本市既設線の現状につきましてよろしくお願いいたします。
◎伊藤交通局総務部技術主幹 お答え申し上げます。
 乗客のホームからの転落防止対策といたしましては、ホームドアやホームさくなどのホーム側の対策、列車の連結面間への転落を防止する装置を車両に設置する車両側の対策がございます。
 他の事業者の状況といたしましては、ホーム側の対策として、東京の営団南北線、あるいは京都の地下鉄東西線におきまして、本市のニュートラムと同様のホームドアを採用しております。
 また、大阪モノレール、東京の東急池上線などでは腰高の固定式ホームさくが、さらに東京の多摩都市モノレールでは、車両扉と連動する可動ドアを持つ腰高の可動式ホームさくが導入されております。これらのホーム側の対策は、いずれもワンマン運転の際の安全対策として採用されたものでございます。
 本市の地下鉄におきましては、車両側の対策として平成10年の12月から車両連結面間の転落防止装置の試験設置を行いまして、現在、最も混雑の高い御堂筋線や同様の装置を導入している阪急との相互直通を行っている堺筋線でこの装置の設置を進めております。
 転落防止対策につきましては、かねてより研究を行ってきたところでございますけども、既設線の場合、乗車人員の多い路線では、階段横の狭隘部などでのホーム上の乗客流動を考えますと、現在のところホームドアやホームさくなどのホーム側の転落防止対策の導入は困難であると考えております。
◆床田正勝委員 ありがとうございます。
 今、他事業者並びに既設線の対策を伺ったわけでございますが、18年開業予定の8号線につきましては具体的にどのような対策をお考えか、よろしくお願いいたします。
◎伊藤交通局総務部技術主幹 お答え申し上げます。
 8号線は新設路線でございます。また、7号線が途中からワンマン運転に変更したのとは異なりまして、当初からワンマン運転を計画しております。そのため、ワンマン運転を前提に効率的な運営方法、安全対策、さらには建設費の削減など新しい発想で考えることが可能でございます。
 ホームからの転落防止対策につきましては、ワンマン運転の支援システムのあり方の中で、ホーム側の転落防止対策を検討しているところでございまして、ホーム側の転落防止対策の導入が可能なように、階段横や柱横の通路幅については従来より多少広く計画しております。
 現在のところ、建設費及びランニングコストがともに高いホームドアの採用につきましては、コスト縮減の観点から極めて困難であると考えております。可動式ホームさくや固定式ホームさくを中心に現在検討を進めているところでございますので、よろしくお願い申し上げます。
◆床田正勝委員 ありがとうございます。
 続きまして、駅施設におきます質問を何点かさせていただきたいと思います。
 まず初めに、今現在第2次ええまち計画のもと、8号線進めていただいておるように伺っておりますが、地下鉄8号線におけますエレベーター、エスカレーターの設置につきましてどのようにお考えか、よろしくお願いいたします。
◎芦田交通局技術監兼建設技術本部計画部設計改良課長 お答えいたします。
 8号線におきましても、エスカレーター、エレベーターを全駅で設置し、ひとにやさしい地下鉄を目指してまいりたいと考えております。
 8号線では、ホームからコンコース階まではエレベーターを設置しますとともに、上り下りに利用できるように複数のエスカレーターを設置するよう検討してまいりたいと考えております。
 また、コンコース階から地上につきましては、用地確保の問題や駅舎構造上の問題などの制約がございますけども、エスカレーターとエレベーターを設置するよう努力してまいりたいと考えております。
◆床田正勝委員 ありがとうございます。
 大変前向きな御答弁いただきまして、ぜひよろしくお願いいたします。
 続きまして、今現在私たち東淀川区のみならず、大阪市全般におきまして、今現在高齢化問題が大変深刻になっております。そこで、8号線各駅におけます高齢者並びに体の不自由な方々への駅施設対策についてお尋ねしたいと思います。
 ここで、駅施設の高齢者、体の不自由な方への対策と申しますと、大変意味が広うございまして、具体的に挙げると切りがありません。ここで、私この対策について定義させていただきます。
 まず、階段内側・外側両側の手すりの設置、廊下等連続した手すりの設置でございます。駅構内段差解消、手すりの起点・終点におけます点字の設置、階段の傾斜、階段の踏み面、け上げ、け込みの寸法、階段のノンスリップ、滑りにくい床の質でございます。券売機の点字の設置、点字ブロックの設置、音声案内、以上定義させていただきます。
 この件に関しまして、高齢者の方々、体の不自由な方々への駅施設対策どのようにお考えでございましょうか、よろしくお願いいたします。
◎井貝交通局建設技術本部建設部建築課長 お答えいたします。
 委員御指摘の高齢者、体の不自由な方への駅施設整備についてですが、そのほとんどの施設につきましては既設駅においても既に整備しており、新設の8号線各駅におきましても同様に整備いたしたいと思います。
 また、御指摘の施設の中で、音声案内設備に関しましては、より充実させるため、8号線におきましては音声触知図を全駅に設置いたしますとともに、音声誘導装置、これは駅の出入口に設置するものでございますが、につきましては駅周辺の施設の有無を考慮して必要な箇所に設置いたしたいと考えております。
◆床田正勝委員 ありがとうございます。
 大変お心強い御答弁いただきました。ぜひ実現に向けましてよろしくお願いいたします。
 また、今後高齢化社会並びに超高齢社会を迎えるに当たりまして、さまざまな形で必要な施設並びに器具が必要になってまいると思います。それを先取りするような形で私もこれから鋭意勉強していきたいと思いますので、交通局関係の皆様方におかれましてもどうぞ一緒にお知恵を拝借したいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
 続きまして、ぜひこの件につきましては交通局長さんにお尋ねいたしたいわけでございますが、今現在東淀川区の井高野から今里までの8号線、平成18年の開業を目指して今皆様方にお取り組みいただいておるところでございますが、残念ながら今里から湯里6丁目までの計画が、今里〜井高野間のように進んでおりません。
 ここで、井高野から今里までの今後のスケジュールは具体的に平成18年、開業間に合うというお答えをぜひちょうだいしたいということと、今里から湯里6丁目までの今後の交通局さんとしての意気込みをぜひお尋ねいたします。局長、よろしくお願いいたします。
◎笹倉交通局長 お答えいたします。
 8号線に関連いたしまして、いろいろ環境対策、いわゆる工事中の、あるいは開業後の環境対策、安全対策、そういった高齢者に対する問題、いろいろございました。これにつきましては、委員御指摘の趣旨を十分踏まえまして、今後十分配慮してまいりたいというふうに考えておるところでございます。
 8号線でございますけれども、本年6月15日でございますか、特許をいただきまして、現在施工認可申請中でございます。大体12月中には施工認可が今のところおりるものというように予定いたしております。認可がおりますと、年明けには契約発注いたしまして、年度内に工事に着手し、平成18年度には開業を迎えられますよう、これは全力を傾注いたしまして工事を実施してまいる予定でございます。
 また、今里以南の問題でございますが、私どもはこの8号線というのは井高野〜湯里6丁目間の全線の整備が必要であるという認識をいたしておるところでございます。本年度、8号線井高野〜今里間が新規路線ということで採択されたところでございますが、この今里以南の湯里6丁目間につきましてはまことに残念ではございますが、運輸省の平成12年度の予算の概算要求に盛り込まれるには至りませんでした。私どもといたしましては、今里〜湯里6丁目間ができるだけ早期に着手できますように、今後とも引き続き運輸省初め関係先に対して強く要望してまいりたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。
◆床田正勝委員 ありがとうございます。
 私ごとだけを申し上げれば、東淀川区18年開業間に合うわけでございますが、そういった視点ではなく、大阪市全体として8号線私自身考えていきたいと思っております。今里から湯里6丁目までも、東淀川区を通る路線と同じぐらいの位置に置かしていただきまして、重要路線と考えてこれから頑張っていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。局長、御答弁ありがとうございました。
 続きまして、コンピューター西暦2000年問題につきましてお尋ねいたします。なお、ここでも恐縮でございますが、コンピューター西暦2000年問題をここで2000年問題と呼称させていただきたいと思います。答弁の際、御協力よろしくお願いいたします。
 まず、交通局さんでございますが、明治36年9月12日、公営初の路面電車の営業を築港〜花園橋間で開始以来、平成9年8月に第7号大正〜心斎橋間、並びに鶴見緑地〜門真南間が開通され、7路線約 115キロの路線網となられました。平成10年におきましては、バス、地下鉄、ニュートラム等を含め、営業距離は約 587キロにまで延長され、市民の快適な足としてその役割を担っておられます。
 また、水道局さんにおかれましては、明治28年の創設以来豊かな市民生活と高度な都市活動を根底から支える都市基盤として社会に定着しており、重要なライフラインの1つとして飲料水はもとより、生活用水、業務用水の供給を一手に担っておられます。
 したがいまして、給水機能の障害が発生いたしますと都市への影響は極めて甚大であり、常時、非常時を問わず市民の信頼にこたえるべく安定給水を確保していくことが本市水道局さんの使命であると私は思います。
 そういった経過の中で、もし2000年問題が水道局さん、交通局さん、両局に万が一発生いたしました場合、市民の方に与える影響ははかり知れないと思います。こういった問題は未然に防いでいかなければいけないと思うわけでございます。そこで、交通局さん、水道局さん、両局にお尋ねいたします。
 まず、2000年問題に対する認識、そして万一交通局、水道局、両局さんに2000年問題が発生した場合、市民に与える影響について、そして2000年問題の解決度、これは具体的解決事項を含めて、この3点をまとめて交通局さんの方からよろしくお願いいたします。
◎葛本交通局総務部長 何点かございました。
 まず、認識の問題でございます。私ども地下鉄、ニュートラム、バスの運行に携わっております交通事業者といたしまして、この2000年問題といいますものは乗客輸送の安全にかかわります重要事項であると受けとめております。
 そういったことで、平成8年度から事前対応を進めてまいりました。また、本年7月には局内でございますが対策委員会を発足いたしまして、危機管理計画を策定いたしました。安全輸送の遂行に、現在全局的体制で取り組んでおるところでございます。
 次に、市民の方への影響でございます。列車、バスの運行にかかわりますシステムにつきましては、既に2000年問題に対応済みでございまして、障害の発生につきましては考えられないと思っておりますが、あえて予測できない部分で万が一異常が発生するといたしますと、その影響はいろいろ次のように考えられております。
 何点かございますが、簡潔に申し上げますと、まず停電いたしました際には、列車は停車をいたしますが、列車内やトンネル、駅構内では非常灯が点灯いたします。真っ暗やみになるということはございません。
 次に、当局の電力管理システムが異常を起こしました場合でございますが、電車線、これは電力を送っておる線という意味でございます。電車線への送電が停止をいたします。そういった場合、列車は停車をいたしますが、列車内は予備灯、非常灯でございますがつきます。また、トンネルや駅の照明は正常に点灯しておるという状態になります。
 また、列車運行管理システムが停止いたしました場合には、信号機の進路制御は自動処理できなくなりますが、ほかは列車走行を含めましてほとんどが正常動作可能でございます。
 また、駅務機器管理システム、これは券売機とかそういったことでございますが、停止いたしました場合は、それぞれの駅の売り上げデータ等を集約しておりますセンターへの伝送機能は停止をいたしますが、個々の発売機なり精算機は単独運転に切りかえまして通常営業できるということになってございます。いずれの場合にも、異常時には手動対応で正常な列車の運行は保たれる状況でございます。
 次に、解決度ということでございますが、先ほども申し上げましたが、列車運行等に係りますただいま申し上げましたような重要なシステム、これは本年6月時点で、またその他の事務系のシステムにつきましては9月の時点で対応を完了しております。
 具体にということでございましたので、簡潔に申し上げますが、これは各システムごとに個々のプログラムの年の表現を西暦で4けたに改めるという修正で対処いたします。また、その際にはコンピューターの内部時計を進めまして、模擬的に2000年1月1日を現出をさせました。そういったことで、正常動作を確認いたしております。
 また、不測の事態を想定いたしまして、危機管理計画を作成いたしました。そして、準備の作業なり対応手順などを取りまとめまして、非常時に対応できる体制を整えております。
 現在は、万一の場合を想定しました教育並びに訓練の実施計画、また年末年始に具体的にどういう体制をとるか、その体制の確定作業などに取り組んでおりまして、大阪市の方で設置されております対策本部と連携をいたしまして、市民の皆様方の信頼にこたえますよう万全を期して西暦2000年を迎えたいと考えておるところでございます。
◎水谷水道局技術開発担当部長 2000年問題に対します水道局の認識についてでありますが、当局におきましても2000年問題は大変重要な問題であると認識しております。そのため、当局では早くからこの問題の取り組みを始めておりまして、本年4月時点で既に大部分の対応を完了しておりましたが、問題発生時の影響の大きさをかんがみまして、責任体制を明確化し、徹底した対応を行うと同時に予想される課題に適切に対処するため、大阪市水道局の2000年問題対策委員会をことしの4月に発足いたしたところでございます。
 次に、市民の皆様に与える影響についてでありますが、水道局では多くのコンピューターシステムを使用しておりまして、例えば浄配水場で配水ポンプをコントロールしている制御系システムが正常に作動しなくなった場合には水圧の低下など、水の供給に支障を生ずるおそれが考えられます。
 また、水道料金の計算などで間違った計算結果となった場合には、水道料金の徴収に支障を来すことも考えられます。
 そのための解決度ということでありますが、当局のコンピューターシステムにつきましては各種の計測器や制御機器などに組み込まれたいわゆるマイクロチップを含めまして、すべて全数この2000年問題の有無を確認いたしました。
 その上で、問題発生の疑いのあるシステムにつきましては、プログラムの修正、あるいはテストを行いまして、本年6月までに2000年問題の対応作業をすべて完了いたしております。
 また、当局におきましては不測の事態に備えた危機管理計画をこの6月に策定いたしましたが、その具体化に当たりましては既存の災害対策マニュアルをベースといたしまして万一問題が発生した場合の個別の対応手順を取りまとめた具体のマニュアルとなる行動計画を策定いたしました。
 現在は、この行動計画に基づきまして、事前の実施訓練を進めているところでございます。今後は、大阪市の2000年問題対策本部と連携をとりまして、連絡系統や年末年始の待機体制の整備など周到な準備を行うことによりまして、年末年始のみならず来年のうるう日でございます2月29日、年度末の3月31日の要注意日も念頭に置きまして、市民の皆様の信頼にこたえられるよう最善の対応を進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いします。
◆床田正勝委員 ありがとうございます。
 交通局、水道局さん、両局さんの方から2000年問題については問題がないという御答弁をちょうだいいたしまして、大変心強い思いでございます。
 両局さんはもちろんでございますけども、大阪市全局は市民生活に直結したサービスを数多く担っておられます。言いかえますならば、大阪市全局は市民生活に欠かすことのできない業務を皆様担っておられます。そういった意味から、大阪市といたしまして平成11年7月6日、大阪市2000年問題対策本部を設置していただき、同9月大阪市2000年問題危機管理計画を策定していただきました。
 そこで、ぜひ磯村市長にお尋ねをいたしたいわけでございますが、今現在毎日のようにあらゆる視点からこの2000年問題、報道によりまして市民の方々の目に入っていると思います。大丈夫とは思いつつも、私も含めまして一抹の不安を抱かれている市民の方も少なからずおられるかと思います。
 そこで、ぜひ大阪市といたしましては大丈夫である、そういったことを踏まえましてオール大阪としての2000年問題に対する認識、そして万が一2000年問題が発生した場合の市民に与える影響、2000年問題における異常発生時の対応、2000年問題の解決度、並びに今後の取り組み、これは2000年まででございますが、この取り組みにつきましてぜひ磯村市長にお尋ねいたします。よろしくお願いいたします。
◎磯村市長 床田委員が御指摘のとおり、2000年問題というのは起こってみないとわからないというほど複雑な要素がございます。コンピューターのシステムがいろいろなネットワークになりまして、普通想像がつかないところにまでコンピューターのそれぞれの役割というものが分担、連結されているということは想像していただけると思うのですが。
 2000年問題の一番肝心なことは何かといいますと、2000年問題のソフトをつくった時期が古いものほど危険なんです。そういうことを考えないで00で処理をしまして、もちろん新しいシステムは2000年問題を意識しますからちゃんと4けたで入力をしているんですが、ところがどんなに新しいシステムでも回り回ってどこかで古いネットワークにつながっていますと2000年問題というのにかかわりが出てくる可能性がございます。
 したがいまして、極端な言い方をすると世界的なネットワーク全体の問題でもありまして、それで特にコンピューターを早くから活用し始めた国々で大騒ぎになっているんですが、ところが、コンピューターのネットワークの中で弱いと思われる部門、地域がありまして、そこらあたりがこの2000年問題にどのような対応をしているかという問題があります。
 大阪市といたしましては、もちろんこの問題について十分に認識をいたしておりますから、交通、水道部門だけではなく、例えば水道とか病院関係、それから区役所の窓口にもいろいろな問題が生じないように、我々として直接的にできることは先ほど交通、水道両局がお話をしましたような考え方で、できるだけ問題を解決するための手段をとっておこう。また、市民の方々にも安心感を持っていただけるような手段をとっていこうということで、先ほど床田委員がおっしゃっていただいたように対策本部も設置いたしましたし、それから危機管理計画も策定をいたしましたし、今のところ年末年始における緊急な待機体制を引きまして、危機管理的な手法も十分に生かしていきたいと、そういうことは考えているわけでございます。
 ただ、一番心配をしておりますのは、電気、ガス会社のような基本的な社会的インフラの面にどんな影響が及ぶだろうかということを非常に心配しておりますので、国及び大阪府とも連絡をとり、他の自治体ともきちっとした連絡をとってやりませんと、大阪市が 100%対策を講じても、先ほど言いましたように何十か先の方のネットワークの影響が市内に出てくるということが必ずしもないとは言えないわけでございますので、我々としては国が考えておられるいろいろな対策を十分に考えながら、我々としてもできる限りのことはやっていきたい。万が一何か重大な問題が発生するような場合には、市民の安全を守るために地域防災計画に基づくような対応もきちっと視野に入れて備えを行ってまいりたいと思っております。
 市民の方々には、いろいろとマスコミを通じて情報も出ているわけでございますが、最低限水を蓄えなさいとか、あるいは食べるものを蓄えなさいとかというようなこともありますけれど、そういうことと同時に、十分に情報というものを我々も提供いたしますが、情報というものをしっかりと選択をしていただいて過剰な反応をしないように、我々としてはできるだけのことは準備をいたしますから、どうぞその点は安心をして市民生活を守っていただきたいというふうに思っております。
◆床田正勝委員 磯村市長、大変心強い御答弁ありがとうございました。
 私たちは、阪神・淡路大震災、またはこのたびの2000年問題等、外的な要因によりまして市民生活の安全、そういったものを見直してまいりました。そういった外的な要因なく、日々私たち議会と磯村市長初め行政の皆様方とスクラムを組んで、一致団結して市民のために頑張っていきたいと思います。引き続きどうぞ御協力よろしくお願いいたします。
 これをもちまして、質問にかえさせていただきます。ありがとうございました。